2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp アイディアに振りまわされて、いろんなことをいちどにしようとしたのがよくなかった。いつものことだ。 まずはプンチャンを安定させることと、バーの先端で1、2弦をきれいに鳴らすことをそれぞれ練習する。はなしは…
If you can't write, rewrite. If you can't rewrite, copyright. ―Paul Clayton― *** 今日の練習。タンパ・レッド風。コンスタントにベースをいれるより、コール&レスポンス風にするほうが、いちどにすることがへってとっつきやすい気がしたのでメモ。 …
ブルース・トリビア。ジェファソン・エアプレインのジェファソンはブラインド・レモン・ジェファソンからきている。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp オジー・コタニさんの教則本を読みつつ、スラックキーでプンチャンしているとき、これで…
【Viper】・・・マリファナ喫いのこと。吸いこむときの音に由来する。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp このあいだからヴァン・ロンクの本を読んでいるのだが、むつかしくてなかなかすすまない。文体も語彙も独特で、すっと入っていきにくい…
前回のつづき。勘太郎さんの右手にかんするメモ。 krokovski1868.hateblo.jp ときに親指の背中がわ、あるいは外がわというのか、それを低音弦におき、コの字型をつくって、ひとさし指でひき、ときにその状態からつかむようなうごきをする。後者のうごきは、…
だいたいにおいて、学ぶというのは、よろこばしいことである。 ―ドクトル・クロコフスキーー *** 大和田俊之というひとの書いた「アメリカ音楽史」を図書館でみつけて借りてきた。似たような興味関心をもっているひとがいるらしい。完全にアカデミックな…
しかるべき年月、あるいはそれに値する経験を全うしたものだけが枯れる。要件を満たさない場合は腐る。 老いは成熟と枯れであり、若さは未熟と腐敗である。E・ホッファーの「若者は成熟しもせず腐敗したがる」は、正誤性はともかく、警句としてはサマになっ…
好事魔多しというか、おもうにまかせないというか、マーティンの5、6弦のピッチが合わない。ネックがねじれて弦高が上がったぶん、シャープしたものとおもわれる。 買って20年いじょう経つし、不具合もでるよな、そりゃ。これは、自分じゃ直せんぞ。 近所で…
録音ばなしのつづき。しばらくまえからブログに音声ファイルをアップロードしていたのが、さいきんになって急に再生できなくなってしまった。 krokovski1868.hateblo.jp どうやらYou Tubeに音声ファイルをアップロードして貼り付けることもできるようだけれ…
『Hey, Hey』ばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp むかしどこかで見たジャケット写真から、ずっとビッグ・ビルは左足にギターを乗せるスタイルかとおもっていたのだけれど、映像を見たらふつうに右足だった。写真用のポーズだったのだろうか。 いくつ…
ブルースのスタイル変化にかんするメモ。第2次大戦後、若いアフリカンアメリカンたちが奴隷制時代をおもいださせるような音楽を聞かなくなり、かわりにインテリホワイト層が文化人類学的な見地からブルースに接触してきた。また、戦争の反動から保守へと向う…
ビッグ・ビル・ブルーンジーばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 19のときに図書館で借りてCD-Rに焼いていたのをおもいだした。棚をさがしたらちゃんとのこっていた。Lucky me! 『The Father of Chicago Blues Guitar』という盤で、このまえ文献で読…
ブルーススライドメモ。 ・バーをいつも水平にうごかすのではなく、ときどき小指がわからうごかす。 ポルタメントのニュアンスがでやすくなるのと、音程をさがす間をとりやすくなる。ジョー・ウォルシュなどはもろにそう。もっとも、いつもやるとモッサリし…
「どうして巡礼なんてするんだ? それを回していればいいだろうに」私は男のもっているマニ車を指して訊ねた。 すると男はいかにもつまらぬ質問をするやつだというように、ぶっきらぼうにこういった。「功徳があるからさ」 *** このところ、カントリーブ…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 『Mississippi Kid』の元ネタかどうかわからないが、そういえばジュニア・ウォーカーの『Shotgun』もおなじパターンだった。もっとまえからあるパターンなのかも。ひきつづき要継続調査。 さておき、音声ファイルの…
今日の発見。フレッド・マクドウェルを聞いていたら、ブラインド・ウィリー・ジョンソン風のパッセージがでてきた。 はじめに4度から5度にいって、短3度を弾いてルートにいくのだが、そのつぎは4度から減5度にいってもどり、短3度からクォーターチョーキング…
前回のつづき。あれから『Hey, Hey』が脳内再生されつづけてかなわない。 krokovski1868.hateblo.jp ワイルドにドライブするモノトニック・ベース、しかしよく聞くと2音を同時に親指で弾いており、ときどきその上部をうごかしている。やはり、フィーリングの…
【倍賭けの眼目】・・・ギャンブルにおいて、負けるたびに賭け金を2倍ずつ増やし続けること。負けが続いても、勝った時点でそれまでの損金をすべて取り戻すことができる。→【Double Down】 *** スマホがどれだけ流通しようが、ほりだしものをさがすたのし…
真空管ギターアンプばなしのつづき。ひとりではどうにもならないので、父に応援をたのんだ。こまったときのドラえもんである。 結果、パワー管の4番のハンダ不良と判明。4番だから2番グリッド、電源からの高電圧が行くところである。 ついでにジャンクスピー…
モテれば男はだれだって紳士的になれる。 ―殿山泰司― *** このまえ『Story of the Blues』を読んでから、ブルース関連の文献をちょこちょこさがしている。サミュエル・チャーターズの『The Country Blues』をひとまず読了した。 The Country Blues 作者:C…
・・・カウボーイのカントリー。田舎の労働者のカントリー。オーキーたちのカントリー。隠遁者たちのカントリー。ヒルビリー、ロカビリー、そしてロックンロール・・・ *** 前回のつづき。フォークバラッドどうこうというよりは、ブルーグラスという補助…
【赤毛布】・・・あかげっと。 *** ブルースの文献を読んでいると、知らないひとがつぎつぎでてくるが、You Tubeがつぎつぎみつけてくれる。よくもわるくもイージーな時代になったとおもう。 イージーさにつられて、つい聞きながしてしまう。ぜいたくなは…
テスターのつかいかたメモ。マイナスをシャーシにアースして、プラスを触る。プラスを離して、マイナスをとる。それ以外なら、プラスを差しておいてマイナスを差し、プラスを抜いてからマイナスを外す。 *** 真空管アンプばなしのつづき。ウェブ上にハム…
録音ばなしのつづき。レコーダーのケーブルは見つからないものの、iPhone5Cがでてきた。これとSEのボイスメモでピンポンしようかとおもっている。 そういえばピンポンは原始的な多重録音を意味することばのはずだけれど、どうしてピンポンというのか知らない…
前回のつづき。オジー・コタニさんの教則本から。曲名は『カニ・キ・ホアル』。 krokovski1868.hateblo.jp 肝心の右手がとにかくカタイ。音を鳴らすので精一杯。むつかしい。 音をよく鳴らそうとするとタッチがかたくなり、ダイナミクスがなくなり、タイムも…
つまるところ真空管ギターアンプはボリュームをあげないとそれらしくならない。その意味では、2.5Wアンプくらいがこの国ではいちばんオイシイのではないかとおもう。 なんらかの方法で電源電圧を落としても、真空管の動作点がかわれば音のキャラクターはかわ…
半年ぶりにマーティンに弦を張った。ネックが若干ねじれているので、無理はできないし、オープンDではなくオープンGにしている。すこしでも6弦がわのテンションをさげようというつもりである。 なんとなくオープンGにすれば勝手にアーシーな響きになるだろう…
「他人にわかってもらえないということは、そのことを自分が十分に咀嚼しておらず、伝え方もまずかったということだ」 ―黒澤明『蝦蟇の油』― *** 本日のユリイカ。右手はアルアイレだけではなくアポヤンドをうまくつかう。そのために親指の背中がわをつか…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ブルースにおけるホーボーが南部のアフリカン・アメリカンたちだったとすると、フォークにおけるホーボーの主流は、オーキー、すなわち砂嵐のために他州へ仕事をもとめたオクラホマのひとたちだった、ということで…
練習メモのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ・漫然と弦をゆらさない。ギターに音をつたえるつもりでひく。 ・つねにきかせる相手を想定して音をだす。いなければ部屋の机でも椅子でも壁でもかまわない。 ・噛みしめないために、くちずさみながらひく。ま…