明治の世になり、市中音楽隊ージンターというものができ、チンドンへ発展していった。広く見れば、吹奏楽の展開であるといえそうである。
そしてもちろん、西洋近代化の文脈でのキリスト教布教に連動した讃美歌の普及もある。ハワイのところでもでてきたが、宣教師たちがもたらしたものは大きい。ハーモニーの導入であり、ないところからすれば、ドヒャーとなっていてもおかしくない。
ときは下り、関東大震災からの復興の文脈で、ダンスホールの流行があったことも見のがせない。ジャズやタンゴにあわせて踊る。このムードも、いまでもどこかしらのこっている気がする。
慰安であったり娯楽であったり教養であったり、戦時には宣伝や教科動員であったり、社会状況に応じてつかわれていったのが、大衆音楽なのかなあと勝手におもっている。
ところでわれらが「みんなのうた」であるが、1936年にはじまったラジオ放送「国民歌謡」がもとだそうである。これが1941年に「われらのうた」になり、1942年に「国民合唱」に、戦後にラジオ歌謡」となり「みんなのうた」にいたっている。
息子が好きなので、わたしも観ている。DVDボックスセットを買ってしまった。アニメーションも含めて、時代の風を感じられる。おすすめは第2、5、8、9、11。3もすてがたい。ほとんどぜんぶなので、ボックスを買って損はないとわたしはおもいました。以上、報告おわり。