ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

黒い聖者とブルース行進

 ブルースを聞いても弾いてもそれで救われたりはしない。解決しようとするのはフォークである。救いを求めるならゴスペルなのかどうかまでは知らない。

 

 この半年というもの、どんどんフィーリングがなくなっているとおもったのは南洋のほうだった。スラックキーを習得したさに、無理にハワイに行こうとしてしまっていた。自分で自分の状態がわかっていないといういつものパターンである。常夏の国に暮らしているわけでもなし、さむい冬はスライドブルースといこう。

 

 ということで、ひさしぶりに1分間チャレンジ。オープンGで『聖者の行進』。模範演技は内田勘太郎さん。

 

 

 ブルースもスラックキーも、つまるところ雰囲気がでればいい。ビッグ・ビル・ブルーンジーのいうように、ブルースはコードではなくサウンドである。

 

 ぼちぼちオープンDへ翻案しようとおもう。1年ほどオープンGを弾きつづけた感想として、ふたつを平等にあつかうのはむずかしいようにおもえてきた。弾き手の資質によって、どちらかがメインになる。好きなキーがあるということなのか、キーに対しての最高音の関係なのか、音配列なのか、たぶんぜんぶだろう。

 

 どうもわたしはDの一族らしい。以上、報告おわり。

 

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