ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自作アンプ回路図作成、サンレコとコンプレッサーのこと

自作アンプの件、ひとまず回路図を書いた。次はレイアウトと実体配線図。遠い。 *** 例のごとくジャンク屋で2008年11月号の『サウンド&レコーディングマガジン』を110円で買ってきた。表紙がアフリカ・バンバータだったのも背中を押した。バンバータとい…

リーバイス503。カントリー。

真空管アンプ。カントリー。訛り。 リーバイス503のはなし。馬が引いても裂けない触れこみでも、20年以上履いていると破れてくるものらしい。ひところダメージデニムが流行っていた記憶があるけれど、ちかごろどうなのか知らん。 じっさい、穴のあいた部分を…

In Da House

音楽における無思想性、匿名性はラディカルなメッセージの受け皿になりうる。そこにある律動がムーブメントを鼓舞する。そんなふうに考えると、つかわれない音楽などというものは、どこにもないのかもわからない。 *** 武満徹の『音、沈黙と測りあえるほ…

Solid Slider

仕事が「検討」であってみれば、問題がつぎつぎに先送りされてもふしぎではない。 *** スライドと弦ばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 前回、気ままにバーをすべらせていたとき、急に聞きおぼえのあるフレーズがでてきて、何かと思ったらE・クラ…

ロン! ロン!

論にもエモは要る。 *** 真空管ギターアンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 自家製アンプをもうすこし試して、それからこのまえの整流器をさしてみよう。いまのところダイオードはわるくない。 krokovski1868.hateblo.jp 出したい音のイメー…

音楽を聴こう35 〜Far Cry〜

Far Cry『The More Things Change…』(1980年) AORに共通する音像を言語化しようと思っては「まあ聞けばわかるしいいか」と放置して、ゆうに20年以上たっている。せっかくなのでこの機会にこころみよう。 まず、ボーカルはワイルドでない。コーラスもきれい…

フェンダーチャンプと『いとしのレイラ』

現代人のパンク的心性に訴えかけるもの、それがDIYである。 *** 自家製アンプの備忘録。図書館にE・クラプトンの比較的さいきんのベスト盤がおいてあり、フェンダーチャンプ―キットのコピー元のアンプ―で録音したことで名高い『いとしのレイラ』が入って…

Bluesician

のばしのばしにしたのだ。あれやこれやで。 *** オープンDでスライド。キーはG。弦の限界。工事会社は足場をどしどし建設しつつある。 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp オープンDチューニングのままGキーで弾こうとするとき、1弦をないものと考…

端午の節句とダイオード整流器

息子、拍手を習得。おいしいものを食べるとパチパチするようになった。わかりやすいやつ! *** うっすら前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 浜松のテクソルから真空管アンプ用の半導体整流器「SSR-FR」が届いた。取扱説明書に使用上の注意が載って…

一難去って

縮小は拡大より痛みをともなうという。嫌だよ俺そんなの。 *** ギターアンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp またしてもアンプが歪みだしたと思ったら、原因はまたもギターの内蔵バッテリーだった。これはきっとギター側がどうかなっているの…

泥濘

という字にひさしぶりに強力なことだまを感じた、というだけの話。入りたくないわ~! *** スライドバー沼のつづき。結論は失敗談。 krokovski1868.hateblo.jp 土鍋と鉄鍋を洗う棕櫚たわしをさがすついでに、またしてもホームセンターをうろちょろしてい…

ハイレゾCDでマニュエル・ゲッチング

理屈が正しくても、おもしろくないものはおもしろくない。 *** さいきん、真空管アンプからの流れで父がハイレゾ音源にとりつかれてしまい、寝ても覚めてもDACだのNASだのとうわごとのように呟いている。その流れでハイレゾCDを聴いてみようということに…

音楽を聴こう34 〜Tycho〜

Tycho『AWAKE』(2014年、サンフランシスコ) *** 両義的で曖昧で、矛盾をはらみつつ律動する都市の多様性をそのまま具現化したようなサウンド。21世紀の都会のエモーションとでもいうべきか。すくなくともunpleasant jobのすき間のBGMにはむかない。 本…