ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

意識の無意識化

システムを学ぶときは、それが無意識になるまで身につかないと足りないという。忘れるのはその先であるという。こういう『名人伝』ふうの行きかたは、中年になって採用するものではない。 あいかわらずグッとくるものをあつめながら、その背景をとらえようと…

ハワイアン・スライドさんぽ

ひと月ぶりに息子をつれて実家に帰ったところ、両親がもらいものだというパプアニューギニアのコーヒー粉をくれた。その名もパラダイスブレンド、半信半疑でのんでみたら旨かった。 それで南洋つながり、というわけでもないのだけれど、県立図書館でハワイ音…

自家製アンプがダウン

「薬を飲んでいるのに治らないんだ」 「それは薬の副作用です」 *** バッドニュース。自家製アンプがダウン。パチパチノイズがでて、すぐに歪む。 ツマミをまわしても音量があがらない。ノイズは大きくなるので、ボリュームノブは生きている。ダイオード…

音楽を聴こう36 〜Joe Walsh〜

Joe Walsh “But Seriously Folks…”(1978年、エレクトラ) どういう経緯で部屋の棚に収まったのかさえ定かではない、そういうCDってある。「なんかいい」と思いながらなんとなく聴いていたのだが、折角なのでこの機会に文字に起こそうと思い立った。 例によ…

楽旅

「ブルースの決まりごとというのはいたってシンプルだ。まず一行うたう。その一行をくりかえす。三行めの歌詞はまえの二行と韻を合わせる。これがいわゆる十二小節のブルース。各行が四つの小節になっているからそう呼ばれる、それだけのことだ。 だが、その…

ローランド JC-120の音づくりメモ

フレージングは自分自身の音楽上のアイディアである。 *** ウェブ上にころがっていたジャズコことJC-120の音づくりについてのメモ。 ・トーンをすべて0にして、ほしいところまでボリュームを上げる。 ・そこからトーンを足していく。最大でも4を目処にす…

Dreadnought

あたらしく便利な道具をもとめるまえに、手もとのものでもっときめ細かく暮らすやりかたがあるのではないか。さもないと他人がのこしたものをすこしずつ吸収するだけで人生がおわってしまう。 *** それにつけてもギターはいい。軽量で持ちはこべて、チュ…

ぽいぽい

それっぽいのができるっぽい。 *** 数十年ぶりにトム・ウェイツを聴いて思いついたおうたの練習(案)。 1 外国語のうたを聞いて自然にハミングできたら 2 そのまま自由にフェイクして拡張し 3 空耳をつかって日本語に直し 4 原曲を参考にコードをあてる …

アマチュアギタープレイ五大要綱(案)

楽観的不可知論・・・お気楽で、かんたんに言いわけにつかわれてしまう。 *** アマチュアギタープレイ五大要綱(案)。 一、リズム 一、余弦のミュート 一、タッチ 一、フレージング 一、見た目 先日の備忘録もそうだが、ざんねんながら発案者はことごと…

These Three Words

邦題ばなしのつづき。 むかしはディレクターが邦題を考えていたそうだ。曲を聞いてそのイメージに合ったタイトルをつけていたという。いまはどうしているのか知らん。 基本的にポップソングはアイラブユーだから、そういう調子で訳しているものがよく見つか…

カポタスト

日はまた昇りくりかえす。ねむくてちからがでない。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ギターの得意なキーといえば、やはりEやAではないかと思う。DとGは、それぞれ2フレット移動させれば、なんとなくなんとかなるといえなくもない。Cは譜例…

Rolling Tower Blues

スライドばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp *** オープンDでFキーのスライド。邦題は『足場ブルース』。気分はアメリカン・ルーツ・ミュージック。 どうやらFもいけるっぽい。さっきまた思いついたが、このままBのマイナーブルースもできないか…

大根ブルース

ブルースをむこうのローカル民謡としたら、ファンクはまつりばやしではなかろうか。ちがうか? *** オープンDでスライドばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 弦はまだのこっている。オープンDでGキーの3コード。気分はミシシッピ・デルタ。 アイデ…