2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
白洲正子にいわせると、趣味がないのは結構だが、趣味があってわるいのは、悪趣味なのだそうである。そうなの? *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 休暇中に己のリソースを棚卸しするところから、ふたたびギターを手にするようになったわけだ…
練習への取り組みかたtips。 ・練習のための練習ではなく、本番のための練習をする。本番がないなら、練習と本番の区別をなくす。 ・練習するときはなんとなくではなく、やっていることを意識して取り組む。そうすることで中身がはいってくる。 ・練習日誌を…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ロバート・ナイトホークがあまりにもよかったので、かんたんに音をとろうとおもって聴いたところ、ユリイカした。 ・セブンスから1/8音くらい上げると、グッとアーシーなフィーリングになる。 要はクォーターまでい…
ひきつづきギターとボルダーの対比。自動化の罠にかんするメモ。 krokovski1868.hateblo.jp パッセージを弾くときでもボルダーでも、まずはうごきを自動化することに専心するとおもう。自動化すると精度がグンとあがるし、負担もへるからだ。できるうごきを…
緊張に対処するためのtips。ギターとボルダーの対比。 ●プレッシャーのかかる状況で練習する ・外で演奏する。ライブにでる。/衆目のなかで登る。コンペにでる。 ・ひとに聞かせてフィードバックをもとめる。/トライの感想をもとめる。 ●わるい状況を想定…
めずらしく技術関連のtips。ギターとボルダーの場合。 ・速く弾くとき、技術的にむずかしいところはタッチをかるくする。 岩登りで悪いムーブがでてきたときに通りすぎようとするのとおなじである。要はデタッチメント。 ・弾けないパッセージは、弾けている…
パーカッションだろうがなんだろうが、演奏することはうたうことである。もの書きだろうがギター弾きだろうが、表現するとはうたうことである。So What? *** 「エウレーカ!」と叫んだひとはたしかアルキメデスで、彼はそのとき風呂にはいっていたそうで…
ジミー・ジョンスンの1979年のアルバムタイトル。邦題の二字熟語シリーズもそのうちにまとめたい。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp このところスキマ時間にデルマークのギターブルースコレクションを聞いている。のっけからマジック・サム…
自作スライドバーばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 実家に顔をだしがてら、父に工具を借りてガラス瓶の先端を落としてきた。冷蔵庫からでてきたストレート形状の一味と、例のSB食品の香辛料シリーズの計4本である。 前回、やみくもに削ってうまく…
ドブロを試奏してきたはなし。 krokovski1868.hateblo.jp 妻子とともに実家へ顔をだすついでに、件の楽器屋へ出向いてドブロを触ってきた。案のじょうというか、売れずにのこっていた。 予想に反して、ふつうのアコースティックギターとそこまで音量はかわら…
グルーヴのポケットはさがすものではない。たたかいにおいて敵の隙をさがすものではないのとおなじだ。さがしたところで自分の隙がふえるだけである。同様に、ポケットをさがそうとしてもグルーヴ強度はさがるだけだ。 メトロノームを2、4できいたり、裏でき…
前回のつづき。セゴビア感想文。 krokovski1868.hateblo.jp 複雑な文様がつぎつぎにあらわれてはきえていく。一定のルールにもとづいて非常に緻密かつ精巧に織られていることは伝わるのだが、それらが何を意味するのかわからない。硬質な叙情があとにのこさ…
上達のためのTips。 ・うまいひとか、すくなくともむかしうまかったひとのいうことをきく。自分よりうまいひとのいうことをきく。 うまかったことのないひとのいうことはきかない。「下手に習うと、下手がうつる」である。もっとも、ほうぼうから「そんなこ…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp アメリカはデッカから『My Favorite Works』という盤がでていたので図書館で借りてきた。セゴビアってスペインのひとじゃなかったっけ? ライナーによると、アンドレス・セゴビア(1893~1987)は、スペイン内戦(1…
例によって図書館の書庫をあさっていたら、デルマークからでているギターブルースのコンピレーションがあった。つくづく、さぬきではいろんなものがみつかる。 デルマークはもともとデルマー・レコードといい、1953年にジャズ好きのレコードコレクターであっ…
FGメモのつづき。オープンD。 弾いているときのイメージはジョン・リー・フッカーだったのに、録ってみると阿波踊りにきこえた。よって曲名は「阿波尾鶏ブギ」。ちなみに徳島産の鶏肉のブランド名。 まえに書いたとおり、弾いているときと聞いているときで気…
FGメモのつづき。オープンDで3コード。 近所でししまいを観た帰りにでてきたので、曲名は「ししまいブギ」。イベントのチラシによると香川はししまい王国だそうである。そうなの? さぬきは盆栽も有名だし、ブラックバス釣りでは野池天国だし、てぶくろの9割…
FGばなしのつづき。サドルにレポート用紙をはさんで確認したところ、浮きはでていなかった。やはりコンディションはそこまでわるくない。弦高がたかいのは、サドル自体が高いせいもあるようにおもう。 オープンDにもどしたところ、ブギ調のパッセージが湧い…
プラトンの『饗宴』によれば、ソクラテスはすっかり年をとってから、踊ったり楽器を弾いたりすることを習うのに時間をとり、しかもそれを有意義なものとかんがえていたという。だから、というわけでもないだろうが、手習いというものは、いくつになっても、…
まえに書いたソニーのヘッドホンが大分県は日出町のふるさと納税にでていた。 krokovski1868.hateblo.jp 来年の目標はこれにしよう。「ひのでまち」でなく「ひじまち」というらしい。行ったこと、ないなあ。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp オープンDに落として、ビビりがでなくなるまでトラスロッドをゆるめようとしてみた。いちどにたくさん回せないので、時間がかかるのだ。 結論、どうやら、トラスロッドうんぬんの問題ではないらしい。あきらかにネ…
チューニングばなしのつづき。まえに書いたオープンEmだが、アルバート・コリンズがそうだった。わすれていた。 krokovski1868.hateblo.jp 正確にはこのひとはそこから全音下げたオープンDmだが、たぶん習得過程ではオープンEmだったのではないかとおもう。 …
アフリカ国旗の色について。緑は希望または森林資源、黄色は太陽もしくは天然資源、赤は力と熱意、そして独立のさいにながされた血をあらわしていることがおおい。 *** コンゴばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp コンゴはバンツー語で「山々」の…
どういうわけかノウズイにピンピンと来ねえんだ。 ―殿山泰司― *** むかし、週刊少年マガジンに『中華一番!』という料理バトルマンガがあり、そのなかに「舌覚疲労封」という技がでてきたのを、いまもおぼえている。審査員が相手の料理を試食するまえに、…
クラプトンつながり。『Hey Hey』風。原曲はビッグ・ビル・ブルーンジー。なかなか格好がつかない。むずかしい。 ブルースばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ブルースはフォーマットこそシンプルだが、フィーリングをだすのはつくづくむずかしい。…
『ニューオリンズハウスのホットツナ』(ホットツナ、1969年) *** ホットツナ、ときいてグループ名をおもいうかべるひとは、どれくらいいるものなのだろう。そこまでメジャーでないのはたしかで、メンバーがメジャーなのもたしかで、グループ名に似つか…
FGメモ。イメージはエリック・クラプトン版『Key to the Highway』。原曲はビッグ・ビル・ブルーンジー。 レギュラーチューニングにしたとたん、アイディアはピタリとでてこなくなった。やはり条件をかえると、でてくるものもかわるし、でてきていたものが、…
ひさしぶりにジャンク屋に寄ったらTCエレクトロのルーパーがでていた。中古なのにお値段19,800円。うちにかえってしらべたら最上位機種だった。 ルーパーは友だちのいないギター弾きには好適なエフェクターにみえるので、いちどつかってみたい。あいかわらず…
アコースティックギターの素材と構造に関する本は、さぬきの図書館にも見つからなかった。本ならなんでもそろう宮脇書店にもない。ウェブをかいま見したところ、かなり複雑な世界がひろがっている。 ひとまず、南アフリカのジャカランダと、ギターのハカラン…
FGメモのつづき。レギュラーチューニングでスライド。キーはE。 曲名は「泥野組の鉄砲玉」。イメージは「おうマサ、モメてこい」。 *** このところ妙にマディ・ウォーターズが脳内再生されるので、図書館でさがしたら書庫にあった。なんでこんなんあるん…