ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

実験室

Deltawaiian

あいかわらずチマチマとスラックキーギターを弾いている。 ブルースのようにチャンクをつなげることができないので、曲単位で練習しているせいか、わりと飽きない。スラックキーも形式はシンプルなので、慣れてくればブルースとおなじアプローチで即興できる…

練習中

好事魔多しというか、おもうにまかせないというか、マーティンの5、6弦のピッチが合わない。ネックがねじれて弦高が上がったぶん、シャープしたものとおもわれる。 買って20年いじょう経つし、不具合もでるよな、そりゃ。これは、自分じゃ直せんぞ。 近所で…

Google Driveからブログに音声ファイルをアップロードする方法

録音ばなしのつづき。しばらくまえからブログに音声ファイルをアップロードしていたのが、さいきんになって急に再生できなくなってしまった。 krokovski1868.hateblo.jp どうやらYou Tubeに音声ファイルをアップロードして貼り付けることもできるようだけれ…

蓋し痛快

ひさしぶりに自家製真空管ギターアンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp とにかくエレキを準備するのが億劫なので、それならギターアンプでオーディオを聞いたらいいじゃない、ということで、ふるい小型CDプレーヤーのヘッドホン端子からつないで…

Okeh

グッドニュース。先日、おもいたって部屋に鏡をおき、じぶんの弾いている姿勢をみてみたら、10年まえより断然よくなっていた。クライミングのおかげで、からだにたいする意識がマシになったためかとおもわれる。つくづく何が幸いするかわからない。 もっとも…

こんにゃくブルース

FGシリーズのつづき。キーはG。スリーピー・ジョン・エステスを聞いていたらでてきたのでメモ。 自分がギターを弾くとおもうと、ちからがはいってしまうので、ギターを弾くために自分のからだをうごかす、ととらえてみることにした。これもデタッチメントで…

スライド借景

FGメモ。マディ・ウォーターズ『I’m Ready』風。Dキーに翻案。 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ポール・オリヴァーの『The Story of the Blues』は、そのむかし晶文社からでていた『ブルースの歴史』の増補新版だった。内容をほとんど忘れていて、…

Sanuki Funk

前回のつづき。『Mississippi Kid』風。 krokovski1868.hateblo.jp B級ギャング映画の劇伴にでてきそうなパターン。オープンDでやりやすいように翻案した。 むかし読んだ教則本ではたしかEキーのレギュラーチューニングだったとおもう。なお、オリジナルの…

Sanukite

サヌカイトは、さぬきでは「カンカン石」として、むかしから知られていたそうだ。明治時代に、ナウマン博士ーナウマン象のナウマンであるーによってドイツへ持ち帰られ、彼の地の地質学者によりサヌカイトと命名されたという。 讃岐で見つかったからサヌカイ…

Boogie Woogie

FGメモのつづき。オープンD。 弾いているときのイメージはジョン・リー・フッカーだったのに、録ってみると阿波踊りにきこえた。よって曲名は「阿波尾鶏ブギ」。ちなみに徳島産の鶏肉のブランド名。 まえに書いたとおり、弾いているときと聞いているときで気…

獅子舞ブギ

FGメモのつづき。オープンDで3コード。 近所でししまいを観た帰りにでてきたので、曲名は「ししまいブギ」。イベントのチラシによると香川はししまい王国だそうである。そうなの? さぬきは盆栽も有名だし、ブラックバス釣りでは野池天国だし、てぶくろの9割…

おっちゃん音楽讃歌

FGメモのつづき。レギュラーチューニングでスライド。キーはE。 曲名は「泥野組の鉄砲玉」。イメージは「おうマサ、モメてこい」。 *** このところ妙にマディ・ウォーターズが脳内再生されるので、図書館でさがしたら書庫にあった。なんでこんなんあるん…

Homesick James

世の中あるある。一見シンプル、じっさい単純、やってみるとむずかしい。 *** キーはA。曲名は「斫りブルース」。イメージはエルモア・ジェイムスとギターマガジン。 レギュラーチューニングはもろもろ精度を要求されてツラい。FGとの折り合いもついてい…

まっスラ

ギターのことで父と電話していたら「どてっ腹に穴をあけるまえに、まずサウンドホールの大きさをかえて、音がどうなるかためしてみればいいんじゃない」といわれ、それもそうだとおもいなおした。 さっそく段ボールか何か切ってくっつけようとおもったらコン…

Stoned Tubes

じょじょにアイディアにからだが追いつかなくなってきている。作業まえのFGメモのつづき。 キーDでスリーコード。曲名は「Draggin' Blues」。イメージはジョン・リー・フッカー。 この数年というもの、You Tubeのおかげで、むかしのミュージシャンたちの映像…

Sliding Safe!

ギターをもって自分の物語を語れ。 (『ゲンスブールと女たち』2010年、フランス) *** 続・作業まえのFGメモ。 曲名は「レニー・コーション」。イメージはレニー・クラヴィッツ。 それにつけてもタッチがもどらない。15年以上も放置していたのだから当然…

Glass Slider

スライドバーばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ひきつづき作業まえのFGでメモ。 Dキーで3コード。曲名は「マディの子分(仮)」。あとでまたもどってこよう。 なん度か比較してみた結果、SB食品のスライドバーのほうが、市販のジムダンロップのス…

プレクトラム・シャンディ

FGパーラー化計画の前段階であるFG補完計画が実行段階に移った。父に治具を借りてきたのである。 作業まえのFGでメモ。 曲名は「Dのしらべ」。イメージはアコースティック・ギター・マガジン。 とにかくアイディアだけはでてくる。タッチがもどるのはいつに…

発作的展開

ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーは教則ビデオのなかで「もしソロのときに音をまちがえたら、その音を3回連続で弾けばいい。そうしたらそれはもはやミス・トーンではなくなる」といっている。 これをどう受けとるかというのは、例によって考えか…

やはり野におけ蓮華草

かき鳴らすという動作をあまりしなくなった、といったそばから、ストラミングするパッセージがでてきた。 krokovski1868.hateblo.jp アイディアのみ。曲名は「グイングイン・ラグ(仮)」。 ストラトつかいがたまにだすtwangyなイメージ。とはいえグーグル先…

風馬牛

前回のつづき。Dキーで3コード。 krokovski1868.hateblo.jp ふらついてはいるが、アイディアはわるくない気がする。散歩道から引き返してきたらできたので、曲名は「チミ・ポンサ」。もうすこし練ってまたもどってこよう。 さておき、FGのボディにのこった粘…

黄昏タミフル

「オジー・コタニはナイロン弦のギターをおもにつかうことで知られる。作曲家でもあり、ハワイ以外にもアメリカンフォークやポップス、スパニッシュ、ブラジル音楽の影響をうけている。 もともとはスチール弦のギターをひいており、往年のスラックキー名手た…

コソコソ・ブギ

「音楽は発音するという行為からうまれる。そのことを、泣いたり笑ったり怒ったりする、そうした挙動が音楽をかたちづくると言い換えてもいい。足踏みをしたり、木片をたたいたりして、蕃人たちが通信をする。それらを芸術とよぶのは、あるいは誤りかもしれ…

FG-201

ホンダの耕うん機、ではなくて。ヤマハのギターのはなし。 *** ブギウギなのに夜中にコソコソ。ハリススライドでキーはD。FG-201。イメージは貨物列車。 マーティンの具合がわるいのに、手もと不如意のためひとまず弦をはずして養生している。しかしなが…

極熱、獄熱―8月の現状

工事現場のドリルの音にまけまいとして、CDコンポが過去最大のボリュームになっているが、苦情もこないほど外の音が大きい。炎暑とこの音で現場のひとはジゴクなのではあるまいか。 TC-10。こないだのA7のファンク。テンポをはやめて跳ねずにストレート。置…

って何 ~ツースリーとスリーツー、ルンバ編~

「ツースリーって何? ルンバって何?」と家人にいわれたのでメモ。 *** ラテンといったらスリーツーとツースリーで、たまに曲のなかできりかわっているものもある。スリーツーはいわゆるボ・ディドリー・ビート。山下達郎の『ドーナツ・ソング』などをお…

Scatterbrain

MDR-CD900ST・・・ソニーの定番ヘッドフォン。つぎに都に行ったらあるいは必要になるかも。ならんかも。 *** 近所の大規模工事が本格化して、歯医者にかかった患者の口のなかにいるような状況になっている。とにかく音がすごいのだ。 やむなく夜にコッソ…

って何 ~訛り編~

リズムとタイムばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 「訛りって何?」と家人にいわれたのでメモ。説明がへたなのか、実例がへたで伝わらないのか、どうも両方らしい。ちゃんとわかっていないってことなんだな。 リズムの訛りは、たとえばブラジルのタ…

Derailed Tracks

愛せないときは通り過ぎよ(ニーチェ)。例によっていいかたはいろいろある。 *** A7でファンク。アンプはTC-10。イメージはセカンドライン。崖っぷち。 やはり、一種の制限というかルールをもうけると、持続するためにかってに構図があらわれ、それを拡…

ナヘナヘ

ヘナヘナ、ではなくて。ハワイ語で寛大さを意味する。 *** ギターの弦をはりかえたらフレットがサビていた。よく見たらネックも順反りしていた。たぶんぜんぶ梅雨のせいだ。 えせハワイ。フンイキのみ。邦題は『パラダイスブレンドに捧げるスライド』。キ…