ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

工作室

Cannery Row

スタインベックのはなし、ではなくて。自家製真空管ギターアンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 待機ノイズの件で、技術係の父が自家製5F1アンプの出力トランスをシールドしたのでメモ。 電源トランスはたいていシールドされているが、出力トラ…

自家製5F1修理中

真空管ギターアンプばなしのつづき。ひとりではどうにもならないので、父に応援をたのんだ。こまったときのドラえもんである。 結果、パワー管の4番のハンダ不良と判明。4番だから2番グリッド、電源からの高電圧が行くところである。 ついでにジャンクスピー…

スライド百計

グルーヴをレコードの溝とみるものもあれば、音楽のひとつの要素とおもうものもあり、ダンサブルと同義ととらえるものがあれば、キャッチコピーにつかうものもある。 これらすべての、またそのほかのあらゆるひとびとにとって、グルーヴの意味はちがっている…

スライドバー暫定1位

自作スライドバーばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 実家に顔をだしがてら、父に工具を借りてガラス瓶の先端を落としてきた。冷蔵庫からでてきたストレート形状の一味と、例のSB食品の香辛料シリーズの計4本である。 前回、やみくもに削ってうまく…

FG補完経過③

FGばなしのつづき。サドルにレポート用紙をはさんで確認したところ、浮きはでていなかった。やはりコンディションはそこまでわるくない。弦高がたかいのは、サドル自体が高いせいもあるようにおもう。 オープンDにもどしたところ、ブギ調のパッセージが湧い…

FG補完経過②

まえに書いたソニーのヘッドホンが大分県は日出町のふるさと納税にでていた。 krokovski1868.hateblo.jp 来年の目標はこれにしよう。「ひのでまち」でなく「ひじまち」というらしい。行ったこと、ないなあ。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp…

FG補完経過①

前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp オープンDに落として、ビビりがでなくなるまでトラスロッドをゆるめようとしてみた。いちどにたくさん回せないので、時間がかかるのだ。 結論、どうやら、トラスロッドうんぬんの問題ではないらしい。あきらかにネ…

FGセッティングメモ

前回のつづき。張ったばかりの弦を切るにしのびないので、ひとまずスライドバーをすべらせつつ、落としどころをさぐっている。 krokovski1868.hateblo.jp 音量と低音が足りないのはたしかで、ネックが順反り傾向なのもたしか。弦のテンションがたかいほうが…

FG補完難航

前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ビビりはでないだろうとおもったら、でた。6弦3フレットと5フレット、12フレット以上がつかえなくなってしまった。これは、マズイぞ。 弦を張っているときから、6弦はブリッジピンを固定することができにくかったの…

FG補完計画開始

FGはじょじょにチューニングが合わなくなってきた。アイディアに振りまわされてもよくないので、おもいきって弦を切った。補完計画開始である。 krokovski1868.hateblo.jp 治具をつかってみたがうまくつかいこなせなかったので、結局、ヤスリがけは手作業に…

バスレフホールとサウンドポート

FGからはじまって、アコースティックギターのことをチマチマしらべていたら、パーラーギターやらトラベルギターやらミニギターやら、聞いたこともない名前がつぎつぎでてきた。要は小型ギターってことでいいんですかね、ダンナ? どうやらパーラーギターとは…

風馬牛

前回のつづき。Dキーで3コード。 krokovski1868.hateblo.jp ふらついてはいるが、アイディアはわるくない気がする。散歩道から引き返してきたらできたので、曲名は「チミ・ポンサ」。もうすこし練ってまたもどってこよう。 さておき、FGのボディにのこった粘…

つまびくひと

あいかわらずからだが利かないので、今日も部屋で沈殿。ためしにすこし散歩してみたものの、ダメダメですぐに引き返した。 かえってきてギターを触ると、またあたらしいパッセージがでてきた。しかしいつまでも弾くと近所迷惑なのでこれもバツ。 ふと、FGの…

自作アンプ回路図作成、サンレコとコンプレッサーのこと

自作アンプの件、ひとまず回路図を書いた。次はレイアウトと実体配線図。遠い。 *** 例のごとくジャンク屋で2008年11月号の『サウンド&レコーディングマガジン』を110円で買ってきた。表紙がアフリカ・バンバータだったのも背中を押した。バンバータとい…

泥濘

という字にひさしぶりに強力なことだまを感じた、というだけの話。入りたくないわ~! *** スライドバー沼のつづき。結論は失敗談。 krokovski1868.hateblo.jp 土鍋と鉄鍋を洗う棕櫚たわしをさがすついでに、またしてもホームセンターをうろちょろしてい…

AER

ジャズギタリスト御用達のトランジスタアンプ、ではなくて、仙台の駅ビル。由来は「ここで会える」。青森はAUGA。「ここで会うが」。なんに会えるのか、だれに会うのかまでは知らぬ。 *** スライドバーばなしのつづき。結論からいうと、自分がもっている…

12インチスピーカー取付とTC-10電解コンデンサ交換

いいもの・・・粗末に扱われないもの。 *** 実家でのジャンクいじりのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 結論、3,300円の12インチスピーカーは悪者ではなかった。アンプへの取付けを工夫して、接地面を多くしたら、しっかり鳴るようになった。 逆に8イン…

5F1モディファイ

鼻の穴にワセリンを塗ると花粉症が気持ちマシになるという・・・ホントか? *** 5F1回路に関するメモ。 ・インプットのとなりのストッパー抵抗(68k)はハイカット。 ・2つの段間コンデンサ(22nF)を10や4.7に変えると、ローを削れる。音瘦せするが抜け…

イースⅢ

前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 気分はブルース。オープンDチューニング。スライド。 *** 実家に帰ってしばらく古いアコースティックギターと格闘していたが、どうにもならぬので押弦はあきらめ、そのへんの小瓶に片端から小指を突っ込んで、か…

6V6GTの最期

・相互コンダクタンス(gm)・・・プレート電流の変化をバイアス電圧で除した数値。 ・増幅率(μ)・・・プレート電圧の変化をバイアス電圧で除した数値。 *** 自家製アンプ。Gキーのブルース。コード崩し。ボリュームを上げたらすこし歪んだ。 以下、自…

5F1キット完成

現代のDIYはパンクである。 *** 父の手によりキットがついに完成。音が出た。感動。 せっかくなので録音した。 ひとまず報告おわり。 ランキング参加中ギター

TC-10修理中

年末に買った真空管ギターアンプのその後。 krokovski1868.hateblo.jp *** 結局、自力で基板を外せないので、これも実家にもちかえって父とふたりで分解作業をした。なるほど、基板をやじり型のパーツで穴に差して止めていたのか。ボリュームポットが基板…

5F1キット製作中

チップとお賽銭は似ている。(向田邦子) *** またも前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 結局、キット製作は配線でギブアップ。父に応援を頼んだ。こちらは関連しそうなマニュアルをさがしだして翻訳したり、足りないパーツを調達したり、キャビネ…

真空管の型番メモ2

前回のつづき。関係しそうな真空管の型番メモ。 krokovski1868.hateblo.jp ・6V6・・・5871、7184、7408 ・6X4・・・6063、6202 ・5Y3・・・6106、6853 ・6AQ5・・・6005、6094、6095、6669 P.S. ウェイン・ショーターが亡くなっていた。合掌。 ランキング参…

Resistor

いつでもできると思うといつまでも実現しない。 *** またまた前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp R1 68kΩ ストッパー抵抗 R2 68kΩ 同上 R3 1MΩ 入力インピーダンス R4 1.5kΩ 12AX7のカソード抵抗 R5 100kΩ 12AX7のプレート抵抗 R6 100kΩ 同上 R7 25…

励振

ドライブのこと。 *** 前回のつづき。TC-10の抵抗値。 R1 68kΩ R2 68kΩ R3 1MΩ R4 1.5kΩ R5 100kΩ R6 100kΩ R7 250kA R8 250kA R9 15kΩ R10 1MΩ R11 1.5kΩ R12 47Ω R13 2.7kΩ R14 100kΩ R15 220kΩ R16 510Ω 大 R17 10kΩ 大 R18 10kΩ 大 つづいてコンデン…

真空管アンプ勉強中。5F1回路。

衣不差寸、鞋不差分・・・服は一寸の狂いも許されず、靴は一分の狂いも許されない。嫌だよ俺そんなの。 *** 真空管アンプ製作メモ。順不同。 ・シングル回路で得られる最大出力はパワー管のプレート損失の1/2が理論上の上限。実際は1/3やそれ以下であるの…

続・電解コンデンサ

ギターアンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 改めて裏板を開けて回路を眺めてみた。電解コンデンサで耐圧が大きいのはやはり450V47μFと400V22μFである。 似た型のアンプの回路をいくつかしらべたところ、耐圧の高いコンデンサは電源付近と増幅段…

TC-10トラブル考察

前回のつづき。 キットを組んで、件の6V6GTを挿して、それで音がでれば犯人は電解コンデンサだし、音がでなければ6V6GTの単独犯か6V6GTとコンデンサの共犯である。コンデンサが主犯で6V6GTは被害者かもしれない。だとすると6V6GTを交換してもしばらく使った…

電解コンデンサ液漏れ

私はしばらく黙っていた。そして「そう簡単にはいかんよ」といった。「考えることがありすぎるんだ」 *** バッドニュース。先日買ってきたアンプのアルミ電解コンデンサが液漏れしているようなのを発見。キットを組む参考にしようと思って回路をチェック…