ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

コード≠サウンド

『Big Bill Blues』ばなしのつづき。とくにコードのつかいかたにかんして、ビッグ・メイシオー本名はメイジャー・メリウェザーーの影響をうけたようだ。タンパ・レッドを介して知り合ったといっている。 やはりというか、タンパ・レッドがでてくる。ビッグ・…

ナヘナヘ考

スラックキー教則本ばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ケオラ・ビーマーが1997年にだした『Learn to Play Hawaiian Slack Key Guitar』の影響はでかいらしい。いまでもスタンダードのようなので要チェック。 ウェブもちょこちょこ検索しているが、…

アマゾン/Amazon

ところで米国のAmazonと日本のアマゾンはアカウントがべつで品ぞろえもちがっている。理由は不明。 スラックキーギターの教則本を買いたいがためにアカウントをつくった。円安がきついので8,000円ちかくする。当然のように船賃が本体よりたかい。育休さいご…

ブルース用語解説〜Mountain Dew〜

【マウンテンデュー】・・・炭酸飲料ではなく、密造ウィスキーのこと。丘にあがって、谷間へくだって、切り株にジョッキとおかねを置き、10分後にもどるとアラ不思議、ウィスキーが満たされている。たまにはおつりも置いてある。(『Big Bill Blues』より要…

音楽探偵、逡巡す

このところ、Amazon Prime Musicをつかってみるか、迷っている。説明によれば、1億を超える楽曲と、数千のステーション、プレイリスト、ポッドキャストがあるという。あちらで耳利きしてくれて、自分の好みの系統にすばやくたどり着けるようになっているもの…

Orientarhythm

菜種梅雨というか、催花雨というか、このところ天気がすぐれない。今日も家で沈殿していたら、You TubeがParadise Bangkok Molam International Bandをおしえてくれた。オリエンタル・ファンクなサウンドがso dope。 モーラムはタイの演歌ラップのようなもの…

ブルース図書室

ブルース文献ばなしの経過。 krokovski1868.hateblo.jp あれから『Big Bill Blues』をチビチビ読んでいる。書きものというより語りものなので読みやすい。 いわゆる黒人英語で書かれているが、マイルス・デイヴィスの自叙伝などよりはるかにわかりやすい。ボ…

ダイヤモンドヘッド

外は雨。行ったつもりでキラウエア、ということで、今日の練習。 オジー・コタニさんの教則本から。曲名は「Molehu」。ハワイ語で「たそがれ」の意だそう。 ゆっくりとナヘナヘのフィーリングで弾くように、とのこと。ここではナヘナヘは「soft and sweet」…

ユーミンで誘眠、苦心して入眠

息子、ユーミンを聞いてグッスリ。 お気に入りは『時のないホテル』。いい趣味してるyo! *** 図書館資料あるある。「肝心なところで音飛び」。これは中古品すべてにあてはまるから、中古盤あるあるとしたほうが正確かもわからない。 さておき、今日のメモ…

音楽探偵、ふりかえる

つまるところ、すくないコードが聞きやすい。ベースラインもシンプルでいい。 単純なものをずらしながら赴くままにくりかえすのがたのしいわけで。そこにメッセージがのっていればいうことはない。 もっとも、ビッグ・ビル・ブルーンジーの「Hey, Hey」など…

アルゴリズムたいそう

このところYou Tubeがコンテンポラリーなスライドプレーヤーたちをすすめてくるので、すこしずつ見ていっている。エレキのひとたちがよくつかう減5度付近の微妙な高速移動―もはやコブシといっていい―、低音弦でのソウル風の複押弦ターンアラウンドなどは、ア…

A Wi Wi

行ったつもりでマウナケア、ということで、今日もスラックキーでギターを弾いている。左手の運指を検討するのはクライミングのムーブを解析するのと似ていることに気がついた。すなわち前後のつながりをかんがえる。 右手とタイム感については、もうすこし弾…

ミニギターとトミカ

復職まえの総ざらえということで今日もジャンク屋へ。マーティンのミニギターがあったので弾いてみた。若干ブリッジが浮いているせいかボワつくが、音色そのものはわるくない。もとのつくりがいいということなのだろう。 すこしずつジャンク屋で気がるに試奏…

80/20→コーティング弦

いいかげん音程が合わなくなってきたので、マーティンの弦を外した。指板とネックのクリーニングについていろいろとしらべたが、流儀がいろいろあるのがわかっただけだった。 とりあえずハイフレットにうっすらでていた錆を落として、指板をレモンオイルで拭…

Rec 5

該当のUSBケーブルも調達できたし、レコーダーをさっそくつかってみたところ、謎のサイン波が乗る。こわれてしまっているらしい。Good Grief! マイクの不具合なら外部マイクをさがせばいいのだが、原因がはっきりしないのでどうともしづらい。一難去ってまた…

デビ爺

ジャンク屋でDavid. T. WalkerのライブDVDをみつけた。2,200円と安くはなかったので、3ヶ月まよって買った。育休さいごの贅沢である。 当時、都にいたので観に行って、運よく最前列で聴けた。握手してもらったのは人生最大の思い出かもわからない。 こういう…

ギターアンプ真空管交換、エレキギターいじり

前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 1年ぶりにエレキギターの弦を替えた。これだけ間があくと、弦を切るとき、どれくらい余らせればいいかをわすれてしまう。適当にウェブに書いてあった通りにしたら、6弦の巻き数がギリギリになった。せっかくエリク…

5F1 Schematic Breakdown

真空管ギターアンプばなしのつづき。5F1の回路図にできる範囲で説明をいれてみた。写真を参照のこと。 もっとも、勉強したのが1年以上まえなので、すでに忘れはじめている。デスキャップがなんだったかおもいだせない。あかんやつ。 真空管アンプの作例がで…

ブルース・フィーリングをだすためのテクニック考

音型と、リズムと、コード進行。アーティキュレーション、ミュート、音価、そしてアクセント。コード進行と音型はシンプルなので習得するとして、問題はリズムとアクセント、アーティキュレーションである。 といいつつ、リズムはじつは適当にやればいい。ギ…

Improvisation

ニューヨークはCBGBといえばパンクのイメージだが、店名はカントリー、ブルーグラス、ブルースの略だそうである。もとはルーツミュージック志向の店だったわけだ。 先日、パンクが嵩じると前衛になるというようなことを書いたが、ひとりでつまびいているぶん…

Oh! 弦!

「ブルース、何それ?」というひとにわかるようになんかないか、ということで。スライドバーをつかったアイディアのメモ。 ・フレットの真上から真上を狙う ・短3度のブルーノート ・減5度アプローチ ・7度のチョイ上げ ・sus4と5度付近の往復 ・短3度からsu…

Rec 4

前回のつづき。やっとケーブルの仕様がわかった。USB mini Type-Bである。詳細は不明だが、マイナーな規格のようだ。 krokovski1868.hateblo.jp レコーダーはYAMAHA POCKETRAK CX、買ったのは10数年まえで、ジャズバンドの録音につかって以来だから、ケーブ…

ダダフカダダフカ

ひょんなことからアンディ・マッキーというギタリストをみつけた。いわゆるコンテンポラリースタイルで、こういうパーカッシブなのはそこまで食指がうごかず、飛び道具というか、一発芸というか、そんなふうにおもっていたが、きいてみると格好いい。 とにか…

らめんやさん

笠岡ラーメンのはなしもしたいけど。前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ひとことでいうと、やはり寄せては返す波のグルーヴなのだけれど、アタックというよりはダイナミズムのようにかんじる。イメージはほんとうに波でよく、雑にいうと2-4をつよめに…

Rec 3

録音ばなしの経過。 krokovski1868.hateblo.jp ボイスメモの設定をいじって、非可逆圧縮からロスレスにすると、音質はたしかによくなる。しかしながら手がるに再生できなくなるのは困る。 ノイズ除去機能をさがしたら「録音補正」というのがあったので、ため…

ニッシンのハイ!

行ったつもりでマウナロア。オジー・コタニさんの教則本から。曲名は「Manuela Boy」。 ・・・と、録音したつもりが、例のロスレスだとやはり再生できないらしい。オーマイ。 かわりにというか、スマホを100円ショップのスタンドで固定して、マイクのように…

錫鍋横町

音楽ジャンルメモ。フィーリンとは要するにキューバのムード歌謡だとおもっていい。半世紀以上むかしにジュークボックスから流れていたような音楽であり、ハイカルチャーよりはあきらかにB級にちかい。 *** 先日、どこからともなくグレン・ブランカがなが…

ジブクレーン・ブルース

きのう録音してアップロードしたら再生できなかった。スマホのボイスメモをロスレス録音にしたせいかもしれない。 krokovski1868.hateblo.jp ロスレスにすると音質はよくなるが、何やらコンバートしないといけなくなるみたい。Good grief! オープンGにすると…

ブルース資料彷徨~アマゾン編~

「Hey, Hey」のライブ映像がきっかけとなって、このところ、むかしのブルースマンの映像をさがしている。その名も『Leadbelly』という映画が1976年につくられているそうなのだが、なかなかみつからない。You Tubeの動画はどうしても散発的になるので、いくら…

イルなスキル

Hill Country Bluesメモ。R. L. Burnsideがいい。私はワン・キー・プレーヤーが好きだということを再確認した。おいおいオープンDに翻案しよう。 ・・・などといったそばからマーティンをオープンGにしている。弾かないときはケースに入れて、ブリッジ付近に…