ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

スラックキー・ブルース

 前回のつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 アイディアに振りまわされて、いろんなことをいちどにしようとしたのがよくなかった。いつものことだ。

 

 まずはプンチャンを安定させることと、バーの先端で1、2弦をきれいに鳴らすことをそれぞれ練習する。はなしはそれからだわな。

 

 こうしてみるとプンチャンも意外と奥がふかいというか、できるだけかんたんにしたいのに、それができない。Darn it!

 

 プンチャンを6-4か6-5ととらえると、オープンチューニングの多くで6-4はオクターブでおなじ音だから、6-6のモノトニックと一緒だろうとおもったら、これがちがう。6-4のうえでメロディをうごかすと、好みはあるが、じっさい、だいぶそれっぽくなる。

 

 ところが、ここへビッグ・ビルのときにでてきた2音同時ヒットをいれようとすると、とたんにむつかしい。6-4のくりかえしでもミスタッチしてしまうし、上部をうごかすと、つられてベースラインもひっくりかえってしまう。

 

 6-4の4がじつは4と3のブラシになっているというのがキモで、それを親指でやるのがむつかしい。なんでこんなに、とおもうくらいむつかしい。

 

 とどめをさすように、上声部のスライドを鳴らせない。きのう書いたとおり、ギターがニャーニャーいうのである。

 

 これもいまごろ気づいたのだけれど、この倍音というかノイズというか、じつはスライドの左がわの音が鳴っているのである。「だったらのこりの指でミュートすればいいじゃない」というはなしなのだが、どういうわけかそれでもときどき「ミョ~ン」と鳴いてしまう。涙がでるyo!

 

 以上、今日のブルース。報告おわり。