前回のつづき。
アイディアに振りまわされて、いろんなことをいちどにしようとしたのがよくなかった。いつものことだ。
まずはプンチャンを安定させることと、バーの先端で1、2弦をきれいに鳴らすことをそれぞれ練習する。はなしはそれからだわな。
こうしてみるとプンチャンも意外と奥がふかいというか、できるだけかんたんにしたいのに、それができない。Darn it!
プンチャンを6-4か6-5ととらえると、オープンチューニングの多くで6-4はオクターブでおなじ音だから、6-6のモノトニックと一緒だろうとおもったら、これがちがう。6-4のうえでメロディをうごかすと、好みはあるが、じっさい、だいぶそれっぽくなる。
ところが、ここへビッグ・ビルのときにでてきた2音同時ヒットをいれようとすると、とたんにむつかしい。6-4のくりかえしでもミスタッチしてしまうし、上部をうごかすと、つられてベースラインもひっくりかえってしまう。
6-4の4がじつは4と3のブラシになっているというのがキモで、それを親指でやるのがむつかしい。なんでこんなに、とおもうくらいむつかしい。
とどめをさすように、上声部のスライドを鳴らせない。きのう書いたとおり、ギターがニャーニャーいうのである。
これもいまごろ気づいたのだけれど、この倍音というかノイズというか、じつはスライドの左がわの音が鳴っているのである。「だったらのこりの指でミュートすればいいじゃない」というはなしなのだが、どういうわけかそれでもときどき「ミョ~ン」と鳴いてしまう。涙がでるyo!
以上、今日のブルース。報告おわり。