ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

5F1モディファイ

 鼻の穴にワセリンを塗ると花粉症が気持ちマシになるという・・・ホントか?

 

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 5F1回路に関するメモ。

 

・インプットのとなりのストッパー抵抗(68k)はハイカット。

 

・2つの段間コンデンサ(22nF)を10や4.7に変えると、ローを削れる。音瘦せするが抜けがよくなる。

 

・平滑とデカップリングの電解コンデンサの容量をふやすと電源のレギュレーションがよくなってレスポンスが上がる。通常は16、8、8μFか22、10、10μF。うしろのふたつを22に変えるなどする。

 なお、先頭のコンデンサの最大容量は整流管によってきまってくる。5Y3GTだと20、5AR4で60。

 

パスコンをはずすとハイ落ちする。入れるとゲインが上がり、中域が太って低域はうすくなる。

 

・負帰還をなくすとボリュームを上げた時の歪みが増す。オリジナルは22K。モディファイでは56や72にしているものが多い。

 

 向こうのサイトを眺めていると「真空管もどんどん替えてみろ」という雰囲気である。「やってみなはれ」というか、やはりDIYはパンクということか。

 

 その伝でいくと、交換球の候補は

 

・12AX7・・・12AX7A、ECC83、ECC803、7025、12AD7、12AT7、ECC81、12AY7、12AU7、12AZ7、12DW7、5751

 

・6V6GT・・・5871、7184、7408

 

・5Y3GT・・・5AX4、5CG4、5R4、5T4、5V4、5Z4、5AR4、GZ30、6106

 

 だそうである。整流管については、5Y3のところに5AR4などは電圧が上がってしまってマズイ気がするが、おかまいなしである。

 

 そもそも、5Y3GTの規格だとコンデンサインプットの容量は20までなのにデフォルトで平気で22を入れている回路もあるし、ギターアンプというのはそのくらい乱暴なものということか。まだまだ要継続調査。

 

 以上、報告おわり。