ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

泥濘

 という字にひさしぶりに強力なことだまを感じた、というだけの話。入りたくないわ~!

 

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 スライドバー沼のつづき。結論は失敗談。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 土鍋と鉄鍋を洗う棕櫚たわしをさがすついでに、またしてもホームセンターをうろちょろしていたら、水道管の部材でスライドバーによさそうな製品をみつけた。銅とステンレスの継手ソケットである。

 

 どちらも長さは寸足らずだが、内径17mm程度でギリギリ小指の第二関節ちかくまで入る。銅管は筒のまん中に刻み線が一本入っているのと、ステンは表面がそこまでツルツルでないのが気になったものの、まあいいだろうと両方買ってきた。銅はお値段116円、ステンは314円。安さは正義である。

 

 さっそく鳴らしてみたところ、銅は刻みが弦にひっかかってバーの移動を妨げて×。すこし軽すぎるせいか音量もたりない。ステンは重めで音量は十分だが表面の滑らかさがたりないのかキイキイいってこれも×。

 

 ステンは極細のサンドペーパーで磨けばいけるかもと思い、まえに魚釣りのリールの傷をなおすのに使った3ミクロンのヤスリでゴシゴシしてみた。結果、表面はあきらかにツルツルになったが、キイキイ鳴るのは変わらず。あかんか。

 

 どうやら代用ではなくメインにつかおうと思うと、それなりに条件を満たさないとダメなようだ。じぶんの場合、バーの内径は18~19㎜、長さ5~6㎝、表面はちゃんとツルツルで、刻みなどは入っておらず、それでいて50グラムちかい重さがあるものがいい。

 

 ホームセンターによっては使えるものが置かれている可能性はあると思う。銅もステンも音はわるくなかったので、ちょこちょこチェックするつもりでいる。

 

 ついでにしらべてみたところ、真鍮=ブラスでよく、銅と亜鉛の合金だそうなので、銅に似た音と考えていいのではないかと思っている。亜鉛が20%以上入ると真鍮とよばれるそうだ。6:4で黄銅鉱ともいうらしい。

 

 典型的な安物買いの銭失いになってしまったが、とはいえ探しものがはっきりしたのはいいことだ。あとは陶製で使えそうなものがないかも要継続調査。

 

 以上、ひょっとしたらものぐさでもの好きなギター弾きがいるかもしれないので、ここにのこしておく。具合のいい製品がみつかったらまた書こうと思う。

 

 それにしてもヒマな奴だな! そんなにヒマないのに!