FGメモ。マディ・ウォーターズ『I’m Ready』風。Dキーに翻案。
前回のつづき。
ポール・オリヴァーの『The Story of the Blues』は、そのむかし晶文社からでていた『ブルースの歴史』の増補新版だった。内容をほとんど忘れていて、途中まで気がつかなかった。オーマイ。
解説の日暮泰文氏によると、マディ・ウォーターズは自分では1915年ローリングフォーク生まれといっているが、じっさいには隣の郡のジャグズ・コーナーという町で生まれたそうである。どっちにしてもどのへんかわからないが、本文の解説者註の「ブルースマンは地図に載っている程度に大きい町を言う傾向がある」という一文にグッときたのでメモ。
ほかにブルースマンがよくいう台詞に「あいつには俺が教えたんだ」というのもある。どうしてそうなのかは知らん。
ところで、この半年ほどいろいろなスライドをつくっては滑らせしていたら、自分の理想とするスライドバーのイメージが、じょじょにかたちになってきたので、これもメモしておく。
・円筒ではなく、さきをキャップのように丸くする。先端が弦のあいだにガタンと落ちにくくなる。
・低音弦とひきわけるため、また捌きをらくにするため、バーをすこしみじかくする。4.5-5㎝ていど。
・おもさは40~50グラム。1個だけといわれたら40グラム。
・ブラスかスチール製とする。ガラスは音はいいが割れるおそれがあるため。演奏動画などをみていると、スチールよりはブラスのほうが、自分の好きな音のようにおもえるが、本式にためしていないので詳細は不明。要継続探索。
・低音弦を鳴らしやすくするため、先端をおもくする。先端を丸くして中身をつめれば、しぜんとそうなるはず。
・・・と、こう書いてきたものの、ここまで自作するのはむつかしそうである。SB食品の瓶でなん本かバーをつくってみたけれど、よくもわるくもちゃんとしているので、瓶の重さには個体差がほとんどなかった。ハリス形状であっても、もうすこしかるいものが見つかれば、汎用性は上がるとおもう。
ブラスについては、真鍮パイプというものがあるようだが、近所のホームセンターではざんねんながら見かけたことがない。これも要継続調査。以上、報告おわり。
P.S. 2024/1/22時点、Google Driveのリンクがうまくうごかなくなったので、やりかたをかえて再アップロードした。詳細は別記事を参照。
以上、報告おわり。