ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

スライド借景

 FGメモ。マディ・ウォーターズ『I’m Ready』風。Dキーに翻案。

 

 

 前回のつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 ポール・オリヴァーの『The Story of the Blues』は、そのむかし晶文社からでていた『ブルースの歴史』の増補新版だった。内容をほとんど忘れていて、途中まで気がつかなかった。オーマイ。

 

 解説の日暮泰文氏によると、マディ・ウォーターズは自分では1915年ローリングフォーク生まれといっているが、じっさいには隣の郡のジャグズ・コーナーという町で生まれたそうである。どっちにしてもどのへんかわからないが、本文の解説者註の「ブルースマンは地図に載っている程度に大きい町を言う傾向がある」という一文にグッときたのでメモ。

 

 ほかにブルースマンがよくいう台詞に「あいつには俺が教えたんだ」というのもある。どうしてそうなのかは知らん。

 

 ところで、この半年ほどいろいろなスライドをつくっては滑らせしていたら、自分の理想とするスライドバーのイメージが、じょじょにかたちになってきたので、これもメモしておく。

 

・円筒ではなく、さきをキャップのように丸くする。先端が弦のあいだにガタンと落ちにくくなる。

 

・低音弦とひきわけるため、また捌きをらくにするため、バーをすこしみじかくする。4.5-5㎝ていど。

 

・おもさは40~50グラム。1個だけといわれたら40グラム。

 

・ブラスかスチール製とする。ガラスは音はいいが割れるおそれがあるため。演奏動画などをみていると、スチールよりはブラスのほうが、自分の好きな音のようにおもえるが、本式にためしていないので詳細は不明。要継続探索。

 

・低音弦を鳴らしやすくするため、先端をおもくする。先端を丸くして中身をつめれば、しぜんとそうなるはず。

 

 ・・・と、こう書いてきたものの、ここまで自作するのはむつかしそうである。SB食品の瓶でなん本かバーをつくってみたけれど、よくもわるくもちゃんとしているので、瓶の重さには個体差がほとんどなかった。ハリス形状であっても、もうすこしかるいものが見つかれば、汎用性は上がるとおもう。

 

 ブラスについては、真鍮パイプというものがあるようだが、近所のホームセンターではざんねんながら見かけたことがない。これも要継続調査。以上、報告おわり。

 

 

P.S.  2024/1/22時点、Google Driveのリンクがうまくうごかなくなったので、やりかたをかえて再アップロードした。詳細は別記事を参照。

 

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 以上、報告おわり。