ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

って何 ~ツースリーとスリーツー、ルンバ編~

 「ツースリーって何? ルンバって何?」と家人にいわれたのでメモ。

 

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 ラテンといったらスリーツーとツースリーで、たまに曲のなかできりかわっているものもある。スリーツーはいわゆるボ・ディドリー・ビート。山下達郎の『ドーナツ・ソング』などをおもいうかべればいい。ルンバになると16分音符いっこぶんうしろになる。

 

・ツースリー

 

 

・スリーツー

 

 

・ルンバ

 

 

 

 ときどきクラベスがこのリズムで鳴っているので、それをきくのがはやいかも。こういうのをどう感じてどうフレージングしているのかまでは、私にはわからない。自在に弾けたらさぞたのしいだろうと仰ぎ見るだけである。

 

 グルーヴをだせるようになれば、グルーヴをだすのがたのしくなって、いつまでもグルーヴしてしまい、それでますますグルーヴしていくという好循環になっているようにおもう。そういう意味では、リズムというのはレベルがあがればあがるほど、あがりやすくなるのではないかと淡い期待をもっている。

 

 そのようにみてみると、AIがどうとか作曲がどうとか創作性がどうとかは、つまるところ枝葉にすぎず、熟達した職人のようにリディムに通暁すれば、実演家がさいごにのこって、自分もまわりもハッピーにしつづけるのかもわからない。

 

 結句、プロはえらい。うまいひとはすごい。以上、報告おわり。