ニューヨークはCBGBといえばパンクのイメージだが、店名はカントリー、ブルーグラス、ブルースの略だそうである。もとはルーツミュージック志向の店だったわけだ。
先日、パンクが嵩じると前衛になるというようなことを書いたが、ひとりでつまびいているぶんには、勝手にしやがれなので、前衛もへちまもない。じぶんを納得させる必要をかんじるなら、それから理屈をさがせばいい。理屈と飯粒はどこにでもひっつくからだ。
弾いていて単純に気分よくなりたければ、形式のなかに身をひそめるのがてっとりばやいとはおもう。デレク・ベイリーのようなひとがたのしんで弾いているのかどうか、わたしにはわからない。そういうところにいないのではないかという気がするだけである。
ベイリーの著書も10年以上まえに購入したきり、積ん読したままなので、ぼちぼち取り組もう。以上、報告おわり。