かえでちょうがんもく、すなわちバーズアイメイプル。
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FGにサウンドポートをあける話のつづき。
バスレフつながりでスピーカーの本をいくらか読んだのでメモ。
・スピーカーのコーン紙が振動して音がでるが、このとき音はスピーカーの前後にでる。そのままだと、両者の位相が反対なので、打ち消しあってしまう。低音ほどそうなりやすい。
どうやら周波数によって指向性がかわるみたい。なんとなく感覚的に高い音はまっすぐいきやすく、低い音はまわりこみやすいと認識しているが、あっているか知らん。
それを避けるために、スピーカーをバッフルボードという板に埋めて、前後のついたてにするのだが、どこまでもバッフルをおおきくするわけにいかないので、板を折りたたんで囲っているということらしい。それでエンクロージャーというのだそうだ。
これがいわゆる密閉型のスピーカーキャビネットで、素直な低音がでるということになっている。じゃあバスレフは、というと、ちょっとはっきりしないのだが、どうも密閉型というのは、後ろにでる音を利用しないので、もったいないということらしい。
それで、箱のなかの低音だけを反射させて、ポートからだしてやろうというのがバスレフで、バス・レフレックスの略だそうである。
しかしながら、たんに穴をあけるだけでは、やはり位相が逆なままなので打ち消しあってしまう。そこでポートにダクトをつけて、位相をずらしているとの由。
・・・うーん、だいたいわかるけど、なんだかよくわからんぞ。そもそも何がどうなって位相がずれるのかがわかっていない。そういえば、まえに真空管アンプのことをしらべていたとき、位相反転回路というのがでてきたが、似たようなことなのだろうか。要継続勉強。
ひとまずダクトをあとからいれられるようにしておこう。自作バスレフのダクトには塩ビがよくつかわれているようなので、私もそれでいこうとおもう。塩ビパイプは呼び径16が外径22㎜、20が外径26㎜だから、サウンドポートは11㎜であけて、ダクト長を調整するか、場合によって13㎜まで拡張しよう。
どうやら塩ビの呼び径は内径をさしているみたい。以上、報告おわり。