ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

FGパーラー化計画

 治りかけのときにでてきたのでメモ。曲名は「黄昏タミフル(仮)」。

 

 

 小康状態のイメージ。発作的展開というか感覚的編曲というか、イマイチつながらない。時間をかけてねっていこう。

 

 

 閑話休題。スピーカーとアコースティックギターのボディばなしのつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 例によって昭和のスピーカー工作本を図書館で借りてきて読んでいたら、クラシック派とポピュラー派、リアル派とふんいき派、音質派と音楽派、ということばがでてきた。私はノータイムですべて後者だが、問題がある気はしないでもない。

 

 さておき、これも図書館で借りてきた『スピーカーをつくろう!』(音楽之友社、2022年)によれば、FOSTEXが公開しているというバスレフまわりの計算式は

 

L=30000S/F²V-0.825√S 

 

 だという。Lはダクト長、Fは周波数、Vは箱容量、Sは断面積である。

 

 まえにしらべたとおり、密閉型だと背面の音がもったいないので、反射させて低域をかせごう、というのがバスレフの眼目らしい。ヘルムホルツの共鳴というのを利用して、開口面積とダクト長をいじることで特定の周波数の音を放射させ、よりよい音を得ようというアイディアなのだそうだ。

 

 これがギターの場合はどうか。ギターのボディもオカリナも穴のあいたボディだから、これもヘルムホルツの共鳴ということでいいのだろうか。飛行船と風船をいっしょにしてしまいそうな私にはなんともいえない。

 

 それと、ギターのボディが弾いているうちに鳴ってくるのは、スピーカーのエンクロージャーをエージングするのと似たようなものなのだろうか。パーカッションとチンドンの区別のつかない私にはこれも見当もつかない。

 

 すくなくとも、ギターの場合、スピーカーとちがって前後に音がでているわけではないから、側板に追加で穴をあけたら、聞き手にとどくボリュームはさがるような気はする。

 

 というわけで、以後、本プロジェクトは「FGパーラー化計画」と呼ぶこととする。以上、報告おわり。