ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

Both

 ローランドJC-120すなわちジャズコのつかいかたtips。『定番ギターアンプ大図鑑』(リットーミュージック、2023年)より。

 

・ビブラートをオンにして、スピードとデプスをゼロにすると、エフェクトなしでステレオ効果だけを得られる。

 

・ジャズコを縦置きするときは、インプットジャックが上になるようにする。反対だと、床まわりの電源や機器によるノイズをうける可能性があるため。


・縦置きすると耳にちかづくのでモニターしやすくもなる。キャスターを外さずにベタ置きできるとかんがえることもできる。すなわち低音がふえる。

・ブライトスイッチはじつはボリュームと連動している。ブライトをオンにしてボリュームを上げると高域バランスが下がるように設計されている。

 

・ジャズコにかぎらず、オープンバックのアンプを壁際に置くと低音がふえる。音抜けをよくしたければ壁との距離をとる。

 コーラスといえば、去年アイバニーズのSC10をジャンク屋で買ったのだけれど、JC-120のコーラスに慣れている身には、どうしても広がりに欠けて聞こえる。そもそもコンパクトエフェクターというものをはじめてつかったが、音がキュっとちぢむというか、つまるというか、JCのコーラスとはまるで別物である。いいかえると、これを踏めばワイルドにプレイしても大丈夫そうな感じがするので、ステージ上ではつかえるのかもわからない。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 上述の『定番ギターアンプ大図鑑』によると、スピーカー2基のまま小型化したJCもいくつか生産されていたようだ。ジャンク屋でみつけたらチェックしよう。

 

 つまるところ、真空管トランジスタはどっちがいいというものではなく、別世界なんだよな。ときに応じてどちらも遊べばいいというはなしか。また一周しとるやん!