ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

並生

 私は成り行きをそう多くは見なかったんだ。

―ドクトル・クロコフスキー―

 

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 DADGADチューニング。米じゃなくて麦。

 

 

 ネックが反って弦高が上がってトラスロッドを回しても戻らないギターであそぶためのtips。

 

・チューニングを半音~全音下げる

・弦を細くする

・DADGADにする

 

 これでダメならオープンDチューニングにしてスライドバーをつかう。

 

 そういえば、さいきんになってようやく気づいたのだが、オープンDの2~6弦とオープンGの1~5弦は、音の配列がおなじである。これは、ちょっと工夫すればオープンDチューニングのままオープンGの定型フレーズを移植できる、ということにならないか。知らないのは己だけのような気もするが、折角なのでメモ。

 

 なお、弦高を下げるには、サドル側の小ぶりのナットを200円くらいで買ってきて交換するか、サドルを削る手もある。ただし、削りすぎるとサドルの基部に弦が当たるので、その点は留意する必要がある。

 

 劇的な効果は期待できないことも言い添えなければならないだろう。筆者は高校のころ、ナットを店で売っているのを知らずにヤスリで一生懸命削ったけれど、気休めにしかならなかった。いま触ってもやっぱり弾きづらい。

 

 ネットでパッとしらべたところ、ヘッド側のナットの溝をカッターなどで深く切る、という技もあるようだが、失敗したときのリカバリーが大変そうなのでためしていない。

 

 弦高をどうにか下げようとするより、ドロップ系のオープンチューニングにしてスライド用にしてしまったほうが、世話がない気もする。

 

 以上、報告おわり。