機材のはなし

　華麗なるコロリン―さいきん息子が覚えた技。連続では使えない。

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　あろうことかこの年になって機材に興味がでてきた。真空管アンプのせいである。

　これまでギターにばかり目がいって「ヴィンテージを持つ身分でもないし、そもそもそんなに弾かないし、人前に立つ予定もないし」と諦めていたが、アンプなら買えてしまう。

　なんならその延長でエフェクターも気になりだした。筆者は長年ジムダンロップのクライベイビーしか持ったことがないのだが、エレキを弾くならいろんな音をだしてナンボなのである、ハッキリいって。

　ほんとうに、ここに来てようやく、自分の好きな音をだすというか、スタイルを持つというか、そういうことがすこしずつ意識されるようになってきた。最初からこういうのを直観的にわかっているひとはつくづくすごいと思う。

　それにつけてもカネである。金がないときに限って金の必要なことに興味がでてくるのはどうしてなのかわからない。参るねえ。

　もっとも、金があるときにどうなるのかについても、筆者にはわからんのだが。だれか知っている人がいたら教えてください。

　以上、報告おわり。