ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

コンゴ・ザイール・ハワイ

 コンゴの歴史を概観しようとおもったらそれらしい書物が見当たらない。首都はキンシャサ、あれ、モハメド・アリの「キンシャサの奇跡」って、ザイールじゃなかったん? 

 

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 前回のつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 「ジミー・オブ・ハワイアン」ことザシャリエ・エレンガだが、あまりに興味ぶかかったので、ちょっとしらべている。ジャケット裏にうつっているひとがジミーさんなのかわからないが、Fホール型のギブソンのギターのようで、アンプも映っている。

 

 アルバムには1曲しかはいっておらず、それもエレキをつかったアンサンブルなので、アコースティック・ソロギターのスタイルとはちがうが、すくなくともこの曲ではEの開放をペダルトーンとしてつかっている。

 

 ギターはレギュラーチューニングのままだとEが得意なので、それを生かしながら開放弦をのこそうとすると、このかたちになっても不思議ではない。これを1-4弦と4-6弦の2つのエリアにわけてかんがえると、Eを中心にフレージングすることができる。

 

 タロ・パッチのときは2~4弦のメジャーの響きにあわせてほかの弦を下げて合わせたのを、このチューニングではEにゆるくフォーカスして、4弦をEにあげ、2~3弦のメジャーの響きはのこしつつ、1弦と4弦をオクターブの関係にして統一感をだすというコンセプトになっている。このチューニングだと、キーがEだけでなくAであっても、低音弦のエリアがつかいやすいので、そこも長所のようにおもう。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 これは、たんなるものぐさではおもいつかんわ。見ためは4弦をちょっと上げただけで単純そのものだけれど、とらえかたがクリエイティブというか、こんなの、よくおもいつくよな。

 

 オープンDでもこの関係はかわらないので、応用できるかも。FGのセッティングがだせたらトライしてみよう。

 

 以上、報告おわり。