音のこのみをたいせつに。
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さいきんになってジョン・バトラーを発見した。シーアといいカイリー・ミノーグといい、オーストラリアも層が厚い。アイスハウス、ミッドナイト・オイル、ノイズ・ワークス、耳なじみのないグループがたくさんいる。市場が元気だとはきいているが、いまもそうなのだろうか。
4年ほどまえ、東京でオーストラリアの中堅アーティストのプレゼンをきいたとき、知らないアーティストの名前がポンポンでてくるとは思っていたが、それにしてもである。「アーティストに理解のある議員がいる」という話もしていたが、ひょっとしたらピート・バーンズのことだったのかもわからない。
そういえばインドネシアのトーパティもそんな感じだった。むかしジャカルタのモールでジャケ買いして、あとで来日した現地アーティストに見せたら「ローカル・ビッグジョン」だといっていた。
ためしにインドネシアのギタリストのことをGoogle先生にたずねると、やはり知らないひとがどしどしでてくる。つくづく世界はひろい。果てしない。