ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

イーグルス巡礼①

 前回のつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

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 巡礼、といっても、近所の図書館で借りられるだけ借りて聞きまわしただけなのだが、そのなかでは『Greatest Hits Volume 2』がいちばん気持のいいサウンドにきこえた。レコード好きなひとはグッとくるんじゃなかろうか。ジャケットのイラストもアナログを意識しているようだし、そういう音像だとおもってよさそうである。

 

 とはいえ、大規模工事と子育てのなかをきれぎれに、しかもごく旧式のポータブルCDラジカセなどもちだしてかけているので、聴取環境はひとこと劣悪といっていい。それで平気な人間が書いているので、信ぴょう性は無いにひとしい。

 

 今回、ベスト盤をなん枚かと『Hotel California』『Desperado』『Long Road Out of Eden』『Hell Freezes Forever』を聞いて、いちばん気になった曲は「Victim of Love」。邦題は『暗黙の日々』で、洒落ているといえなくもない。

 

 あとはゲフィンからシングル盤がでていたのも意外だった。オルタナ系のレーベルじゃなかったの?

 

 いまのところ、ファーストの『Eagles』と3作目の 『On the Border』、そして第1期ラストの『The Long Run』をすべて聞けていないので、ベスト盤をいくつか借りたといっても、飛車角桂馬落ちくらいの恰好である。だいたいにおいて、アーティストの作品を網羅的に押さえるなら、ファーストとサード、そしてラストアルバムははずせないのだ。それらをことごとく拾えていないとなると、土俵にあがれていないといったほうがちかい。経過報告というよりはただの放言である。

 

 ことほどさように、ネットには無責任なことばが飛び交い、自分もアッサリそれに加担してしまう。海に向ってビール缶を投げているようなものだ。してはいけない。ダメである。

 

 上述のスタジオアルバムのなかに好きな盤がありそうな気もするけれど、フィジカルを買うだけのふところの余裕はない。しゃあない、You Tubeつかうか。