ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

自家製アンプの帰還

 帰ってきた真空管ギターアンプ。キーはC。コンピング。勢い。

 

 

 今日はなぜかコードに残響音のようなものが録れた。原因は不明。

 

 ジャンク屋ついでに古本屋もまわっていたら、大昔のアコースティックギターマガジンがCDつきで220円で置いてあり、一も二もなく買って帰った。

 

 読んでいると知らない名前がワンサカでてくる。ためしにYouTubeでレオ・コッケのライブを見たら大気圏までとばされて、ベスト盤を購入してしまった。節約どこいった?

 

 そしてデイヴィ・グレアムがDADGADチューニングの発案者であると知って吃驚。さいきん、なんとはなしにこのひとのCDを聞いていたのに、ぜんぜん気がつかなかった。現在はピエール・ベンスーザンというひとがDADGAD使いとして名高いそうだ。これも聴いてみよう。

 

 しかしブルースだけでも手にあまるのに、これでカントリーやブルーグラスなど聴きだしたら、一生かかっても間に合いそうにない。ちかごろ、これもなんとなくジョン・ハートフォードを聴いていたのだが、上述のレオ・コッケといいデイヴィ・グレアムといい、気づかないうちにブルーグラス方面に寄っていたみたい。心当たりはとくにない。

 

 それにつけてもとくにアメリカは選手層が厚いというかなんというか。ナチュラル・ボーン・プロフェッショナルも中途採用組もとにかく大勢いて、皆でしのぎを削って結局リアルしかのこりようがないというか。あれこれ聴き回していると、なんとなくべらぼうな感じになってくる。

 

 この十年ほど、プロとアマチュアのちがいについてときどき考えることがあるが、毎回安定してアマよりはるかに強く、かつそれでお金をもらっていること、というのをさっき思いついた。個別には、技術的にむずかしいことをしてもテクニカルに感じないとか、ミスをしてもそう見えないとか、いくらでもありそうだが、概して事情はこんなところではあるまいか。

 

 ひとに夢をあたえておかねを稼ぐのがプロなら、アマはおかねを払ってたのしみを買う。道具を買って、音を出して、ちがいを感じる。作品を買って、演奏を聴きに出て、遠巻きながらプロの活動を支援する。それで十分なようにおもえてきた。

 

 以上、報告おわり。

 

 

6 & 12 String Guitar

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