『Big Bill Blues』こぼればなし。「さんぴんCAMP」の由来はThumpingであるが、ビッグ・ビル・ブルーンジーは同書でロニー・ジョンソンのスタイルを「ギターをthumpingする」といっている。真意は不明。
***
ハイエースカスタムキャンピングカーばなしのつづき。
冷暖房完備、冷蔵庫、冷凍庫、読書灯つき。後部座席は前後向かい合わせにすることができ、そのときはテーブルもつかえる。天井は高く圧迫感がすくない。
後部座席だとすこし車酔いしやすいかもしれない。100キロだすと影響がでる印象だった。
車内で松山千春をはじめてまともに聞いた。フォークとも演歌ともポップスとも判断できなかったが、歌詞がとてもききとりやすいので、フォークルーツのひとだと独り決めにした。ぜんぜんちがっているかもしれない。
いろんなサウンドにのせてボーカルとメッセージをつたえるスタイルで、そこはかとない80年代の香りがする。サウンドの多彩さという意味では、実はこういうものこそポップスの王道なのではないかという気もする。さまざまなギターサウンドがフィーチャーされている点もギター弾きとしてはうれしい。妻によると本人もギタリストだそうだが、ほんとうか知らない。
いうなればAORと演歌とフォークとポップスのサウンドにのせてうたいあげるようなイメージである。井上陽水や玉置浩二ともちがうポジションかとおもう。バラードシンガーということばがふいにでてきたが、やはり合っているかしらない。
高速走行中のキャンピングカーの車内で聞いただけなので、いつものごとくあてにはならない。信用しないで下さい。以上、報告おわり。