勘太郎さんの右手ばなしのつづき。
・親指のベース音のスラップは手首を返して上声部とリズミカルに組み合わせる。You Tubeを観たらファリー・ルイスもおなじうごきをしていた。
・親指で4-3、4-3-2のスイープをすることがある。4-3-2-1のときは4-3を親指、2-1をひとさし指、中指。
・全弦をスイープするとき、ひとさし指をのばしてのこりの3指をそろえておこなうときと、親指だけをつかうときがある。
・ネックの近辺でトレモロ風のうごきをいれる。
押弦プレイのとき、親指とひとさし指と中指でコの字をつくり、こすり合わせるように、ななめにうごかす。アタックが独特なのは弦を擦る音がはいるため。コの字の状態からピンチするというか、つかむようなうごきもする。これはクラプトンもよくやっている。
スライドプレイのときは、ひとさし指をつかうことがふえる。コの字型を保って指をのばしたまま、となりの弦に向かってたたいていくようなうごきをする。
先日ジャンク屋で「ソロ・ギター・パフォーマンス」を見つけたので買って観てみた、というはなし。しらべると勘太郎さんはむかしから教則ビデオをなん本か出している。90年代にNHK趣味百科のアコースティックギターの番組に出演していたこともあるようだ。VHSで図書館にあるかもしれないので要継続チェック。
なんせチャキにかぎらず右手は踊っているので、ギターのせいではないのはたしか。以上、経過報告。