ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

Tickling 12 Strings

 1833年、C・F・マーティンがドイツからアメリカに移住して、ギターをつくりはじめた年だ。

 

***

 

 ものの本によると、ブルースにおけるギターの普及には、ギブソンの果たした役割がおおきいのだそうである。1894年に大型の「ギブソン」ギターの製造がスタートしたというのだが、詳細は要継続調査。

 

 いっぽうで、メキシコにちかい地域では、スペイン系のひとたちから12弦ギターがもたらされ、他方では全国的に通販でギターを入手することが可能になっていった。いわずとしれたシアーズ・ローバックである。

 

 そもそも、むかしのブルースミュージシャンは自作の楽器で演奏をはじめていることがおおい。ガス・キャノンはフライパンでバンジョーをつくったし、ビッグ・ジョー・ウィリアムズは手製の9弦ギターをひいていた。

 

 いまはともかく、ひとむかしまえまでは、マーティンでブルースを演るなど、はなから考慮の外だったのかもわからない。となると分水嶺はまたしてもクラプトンの『アンプラグド』だろうか。これも要継続調査。

 

 ウチのFGしかり、ジャンクギターで戦前ブルースというのは、ありのようにおもえてきた。以上、報告おわり。

 

 

P.S. 10年後にマーティンは200周年をむかえる。メモリアルギターを投資がわりに買えるひとになることを目標にしよう。何いってんだyo!