もちもの整理のつづき。
図書館で借りた『ヤマハアコースティックギター大全集』によると、オレンジラベルのFG201がでたのは1976年からで、FGとしては第4世代にあたるという。このときブラックラベルからオレンジラベルへ、胴型がジャンボからウェスタンへとかわり、その他の仕様およびラインナップも変更となった。型番の1はウェスタンボディ、2はフォーク型を意味するそうである。
なお、FGの最初のふたつの数字は、基本的に価格をあらわすパターンだった。したがって201は2万円。当時は122から401まであったようだ。するとオレンジラベルの401などは、ことによったら掘りだしものになるかもわからない。
おなじく借りてきた『日本のヴィンテージ・ギター』に、スプルース(エゾマツ)と書かれていたので、おなじなのかとおもったが、どうやら厳密にはちがう木みたい。なお、同書によるとFGはなんとフォークギターの略であるという。そのまんまやん!
こまかくいうと、ラベルはライトグリーン、赤、グリーン、黒、オレンジ、ベージュなどがあるようだ。ライトグリーンのころは合板をつくる技術がまだととのっておらず、ボディはオール単板だったという事情もあったという。
そして、合板にしても仕様はいろいろらしい。あいだにベニヤを挟んだものから、そうでないものまで、いろいろらしい。
ちなみに、FGの高級機がLシリーズで、これはラグジュアリーの略。はずかしながらこれも知らなかった。
・・・やれやれ、またジャンク屋でチェックすることがふえていく。それにしても、このあいだ入荷していたDavid. T. WalkerのライブDVDは買っておくべきだった。逃がした魚はいつもおおきい。
以上、報告おわり。
P.S. スプルースとマホガニーとハカランダ、ローズウッド、メイプルくらいまではよくきくけれど、ハカランダというのはジャカランダのことだろうか。秋にうす紫のうつくしい花を咲かせる木で、南アフリカにおける桜のようなものだが、ひょっとしてあれのことか。これも要継続確認。