ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

第4世代

 もちもの整理のつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 図書館で借りた『ヤマハアコースティックギター大全集』によると、オレンジラベルのFG201がでたのは1976年からで、FGとしては第4世代にあたるという。このときブラックラベルからオレンジラベルへ、胴型がジャンボからウェスタンへとかわり、その他の仕様およびラインナップも変更となった。型番の1はウェスタンボディ、2はフォーク型を意味するそうである。

 

 なお、FGの最初のふたつの数字は、基本的に価格をあらわすパターンだった。したがって201は2万円。当時は122から401まであったようだ。するとオレンジラベルの401などは、ことによったら掘りだしものになるかもわからない。

 

 おなじく借りてきた『日本のヴィンテージ・ギター』に、スプルース(エゾマツ)と書かれていたので、おなじなのかとおもったが、どうやら厳密にはちがう木みたい。なお、同書によるとFGはなんとフォークギターの略であるという。そのまんまやん!

 

 こまかくいうと、ラベルはライトグリーン、赤、グリーン、黒、オレンジ、ベージュなどがあるようだ。ライトグリーンのころは合板をつくる技術がまだととのっておらず、ボディはオール単板だったという事情もあったという。

 

 そして、合板にしても仕様はいろいろらしい。あいだにベニヤを挟んだものから、そうでないものまで、いろいろらしい。

 

 ちなみに、FGの高級機がLシリーズで、これはラグジュアリーの略。はずかしながらこれも知らなかった。

 

 

 ・・・やれやれ、またジャンク屋でチェックすることがふえていく。それにしても、このあいだ入荷していたDavid. T. WalkerのライブDVDは買っておくべきだった。逃がした魚はいつもおおきい。

 以上、報告おわり。

 

 

P.S. スプルースとマホガニーとハカランダ、ローズウッド、メイプルくらいまではよくきくけれど、ハカランダというのはジャカランダのことだろうか。秋にうす紫のうつくしい花を咲かせる木で、南アフリカにおける桜のようなものだが、ひょっとしてあれのことか。これも要継続確認。