かつて夢製造業者とかいてハリウッドとよませる時代があった。いまはどうか知らん。
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前回のつづき。
あいかわらずイーグルスのアルバム巡礼をつづけている。イーグルスがカントリー・ロックだとしたら、3作目でいきなりハード化するのではなく、第一期ラストの『ロングラン』にむかってじょじょにハードになりつつ多彩をきわめ、第2期以降はレイドバックするというよりは、AOR化していっているようにきこえる。
ずんずんと聴いているうちに、AORというのはアメリカ人なら老若男女とわず「オウイエ」と踊りだすサウンドを、そのときどきの時代ふうにパッケージしたものなのではないかという気がしてきたが、これもやはり合っているか知らん。このあたりもあと10年を目処にかたちにしよう。
以上、連絡おわり、ではあまりにもなので、図書館でイーグルス関連の書籍をいくつかさらってみている。『Their Greatest Hits 1971-1975』は、マイケル・ジャクソンの『スリラー』に抜かれるまで、米国史上もっとも売れたアルバムだったのだそうだ。まだ聴けていないので、これも要確認。
あとはドキュメンタリー映画もでているようだからどうにかそれもチェックして、巡礼完了としたいとおもう。ボックスセットはふところ事情がゆるさないのでパス。あしからず。
P.S. ムック本のディスコグラフィでは『Greatest Hits Volume 2』はイマイチな評価をされていた。あらら。なお、ドン・フェルダーの自伝を図書館でみつけたが、読むかは微妙。
以上、報告おわり。