Stevie Ray Vaughan & Double Trouble「Couldn't Stand the Weather」
半年まえにジャンク屋でみかけて、「Scuttle Buttin’」と「Voodoo Chile (Slight Return)」ききたさに500円で買っていた。だからYouTubeで、以下略。
「Scuttle Buttin’」は高校生のころにまったくできなくて投げだしたのだが、いま耳コピしなおしたらアーティキュレーションがちがっていた。スライドとプリングでやればひょっとしたらそれっぽく弾ききれるかも。プリングを2回ではなく3回にする。要継続トライ。
「Voodoo Chile(Slight Return)」にかぎらないが、このひとの音はブルースロックギターの教科書的トーンのひとつにかぞえていいのではないかとおもう。べつにアクロバットをしているわけではない。ただ速くて正確で、それでいて勢いをうしなっていないというだけである。それってスゴイとおもうけどアンタどうおもう! なんて。
奇妙ないいぐさになるが、聴後感はイーグルスと似ている。あっちはグループだけど、こっちは個人だから、ブルースロックのレジェンドのひとりとして必ずといっていいほど名前のあがるひとだが、好ききらいはわりとハッキリわかれるアーティストではないかとおもう。
ドラッグやアルコールでグダグダになってもどこか英国紳士的なところをうしなわないクラプトンとは骨柄がちがうというか。スティーヴィーはもしオッサンになってレイドバックしたとしても緑色のアルマーニを着てMTVでアコースティック・ブルースをやらなかっただろうという気がする。
クラプトンの『アンプラグド』については、また別の機会に語ることにしよう。いったん報告おわり。