ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

ポイ活と真空管アンプ。入口と出口。

 ギターアンプのプチ情報。MarshallのPresenceツマミは負帰還を調節している。

 

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 バッドニュース。使っている移動系アプリがアップデートされてグンと世知辛くなった。利用料を支払うつもりはないので、いったん終了である。元をとろうという義務感に駆られたくはないからなあ。

 

 結局、コークオンとレシートアプリくらいが現実的な落としどころになりそうだ。つまるところ不景気である。

 

 以上、定期連絡、ではあまりにも寂しいので、真空管ギターアンプばなしの進捗。亀の歩みでようやく回路の入口と出口がわかってきた。

 

・交流電源100ボルトを電源トランスで高圧にして

 

・交流をダイオードや整流管で直流に変え

 

・波形のうねりをチョーク・コイルや平滑回路できれいにして

 

・増幅段に行って信号を増幅して

 

・出力段で電力をさらに増幅して

 

・出力トランスでインピーダンスをスピーカーに合わせて

 

・出音

 

 というようなことらしい。

 

 このところ真空管と名のついている本を手当たりしだいに図書館で借りてきて読んでいるのだが、小学生がいきなり高校の参考書を読むようなものでサッパリ理解できない。しかしながらこういうニッチな昔の本には特有の味があって、わからなくてもけっこうたのしく読めてしまう。

 

 とはいえ真空管アンプもポイ活アプリとおなじ末路を辿りそうな感じもしてきた。本で読んだ出力トランスを実際に探そうとしたら、目あてのメーカーがいくつも閉店している。どうも筆者の気に入るものはことごとく消えていく傾向にあるらしい。

 

 おそらく真相は逆で、滅びゆくものへの哀惜というか、無用者への憧憬のようなものなのだろうが、偶然だと思いたい。以上、報告おわり。