ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

そうだ真空管ギターアンプを買おう

 アンプばなしのつづき。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 結果として不調の原因はアンプではなかったわけだが、せっかくギターはあることだし、一台くらい真空管アンプを所持してもいいんじゃないかとかんがえだしてしまった。典型的な散財パターンである。

 

 これからギターを買うとしたらたぶん箱モノだし、轟音を響かせたい気もないしで、巷のジャズギタリストがどんなアンプをつかっていたのかしらべてみたところ、AERやらポリトーンやら、聞いたことのないアンプがポンポンでてくる。これらはトランジスタアンプだそうだ。

 

 ためしに楽器屋さんを覗いてきたら、これまた聞いたことのないメーカーのアンプが並んでいて、大いに戸惑った。モデリングアンプを通りこして、リズムパターンを鳴らせたり、録音ができたり、Bluetooth対応だったり、別世界が広がっている。

 

 まあ要はデジタルである。こんなご時世に小型真空管アンプを探そうというのが、土台無理な話なのかもしれない。

 

 そんなこんなで宅に戻って、つらつら考えた結果、自分の好きなギタリストの機材を買えばいいじゃないと思いいたった。つまるところ誰だろうとこれまたかんがえたところ、David. T. Walkerがでてきた。ギタリストのライブで二度足を運んだのはこのひとだけである。

 

 ウェス・モンゴメリーも好きなのだが今回はパス。高校のころ「AIRGIN」をコピーしようとしていきなり挫折したからなあ。しらべるとスタンデールというメーカーのトランジスタアンプや、フェンダーのツインリバーブなどをつかっていたらしい。

 

 そういえば、これまた高校のころ読んだ自伝にアンプの話がちらっと書いてあったような気がする。探して読み直してみよう。

 

 それでデビTの機材まわりの情報をこれまたGoogle先生に訊ねたところ、なんでも知っている先生でもどうもわからんらしい。近年はフェンダー真空管アンプをつかっているようだが、インタビュー記事など読んでいると、それほどこだわりはないようだ。

 

 You Tubeも浚ってみたもののこれといった情報がでてこない。ごく初期にシルバートーンのアンプを使っていたという記述はあったが、もはや骨董品の類である。すくなくとも筆者は本のなかでしか見たことがない。

 

 70年代の御大の機材・・・そりゃまあ、半世紀ちかくまえにセッションワークでつかわれていたアンプなんて、そう簡単にはわからんよな。ダメもとでギターマガジンのバックナンバーを探すくらいしか、できることをおもいつかない。

 

 現状、中古を目利きすることもできないし、真空管アンプはW数の割に音がでかいようなのに、小型アンプの現行品はすくないしで、5Wの生産終了品が中古屋にでていたら期待せずに買ってみるというくらいしか、これまたできることがない。

 

 しばらくはアンプ市場も要チェック。することがますます増えていく。

 

 

David T. Walker

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