ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

コベイン

 ドローン(長音)の流れるなかをいちにち24時間以上の周期で生活しているひとがいるという。60年代からずっとその方式で暮らしているらしいが、ここまでくると生活そのものが作品であるといっていい。

 ちなみにミニマル・ミュージックのラモンテ・ヤング。いまはどうしているのか知らん。

 

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 TVについて、ロック・バンド、ニルヴァーナカート・コバーンは、彼の死後刊行された日記にこう書いている。

 

「テレビジョン―この惑星のなかでこれほど邪悪なものはない。きみのTVをいますぐ窓からほうりなげるか、売ってもっとマシなステレオを買え」

 

 ―たぶんコバーン氏は屈折したTV好きだったのだろうな。

 

 ところでこれでほんとうにTVをホテルの窓からほうりなげてしまったロックな連中はいっぱいいて、たぶんその有名どころといえば『メインストリートのならず者』ツアー中のローリング・ストーンズだろう。これがエアロスミスあたりになると、別荘の塔から戯れに鳥を撃ち落すところまで行ってしまうからぞっとしない。

 

P.S. カート・コバーンじゃなくてコベインだとおもうのだけれど、どうなんだろう?