南佳孝『Last Picture Show』
南佳孝といえば『South of the Border』が定番、なので未聴の方はまずそちらから。かの名盤は全篇にうすく漂うリゾート感と大人びた雰囲気が素敵です。
リゾート感といってもいろいろありますね。大瀧詠一をハワイとしたらこれはタヒチあたりと思います。
それで本作は80年代に制作されたコンセプトもの、50〜80sの映画からうけたインスピレーションにもとづいて描かれています。これ、映画を観ていないほうがかえって自由に想像できてイイ。もちろん観てから聴いてもグッドだから、“一粒で二度”オイシイ作品といえましょう。
以上、報告おわり。