ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

真空管勉強タイム

 ギターアンプについてしらべていたら、真空管トランジスタ、ICとでてきたが、これら3つはいずれも電子回路のためのデバイスで、トランジスタ半導体素子、その高密度な集積体がIC(Integral Circuit)なのだそうである。

 

 真空管が主流だった時代は1950年代あたりまでで、それ以降はロシア、スロバキア、中国などで新品の生産が続けられているという。真空管の全盛期にドイツやアメリカ、日本などで製作された真空管の新古品はNOS(New Old Stock)と呼ばれ、高い価値を与えられている。

 

 真空管の名称は、多くの場合、数字とアルファベットの組み合わせからなる。アメリカ、ヨーロッパ、日本では、それぞれナンバリングシステムが異なる。アメリカはRETMA、ヨーロッパはムラード・フィリップス、日本はJIS。ムラードは英国の真空管メーカーだそうである。

 

 同一規格の真空管の中でも、よりハイグレードの製品には別称がついていることがある。これらは設計や工法が異なる場合もあれば、大量生産したものをテストした結果、優れていた製品である場合もある(選別管)。

 

 おなじ製品を作っていても、工場や生産時期によって音がちがってくるらしい。さらに音の全体の傾向としてのお国柄まで出るという。

 

 こういうのをしらべるとますます真空管アンプが欲しくなってくる。このへんでやめておきたい。以上、報告おわり。