ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

AKAI MPK mini MK2 其の4

 前回につづいて、ドラムプログラムのサンプルパックをローディング。

 

krokovski1868.hateblo.jp

 

 MPCのサンプルパックはインストールすれば自動でMPC Beatsにロードされる。サンプルパックにアクセスするには、ホーム画面の右下の「Media Browserアイコンをクリックする。アイコンは横長の四角が6つ並んでいる絵で、とても小さい。

 

 何もでてこない場合は、おそらくサンプルパックをまだインストールしていないものと思われる。MPKのSoftware Managerに戻って、ソフトウェアタブをあけ、サンプルパックの右横のインストールボタンをクリックしてサウンドコンテンツをインストールする。

 

 Browserから直接パッドにサンプルやドラムキットをドラグできる。サンプルまたはキットが自動でパッドに合わせて配置される。MPKのハードウェアのProgram 2Pad Bank Aマッピングされているので、Prog Select ボタンを押し、Pad6を押せばよい。

 

 MK2にはビートメイクおよび楽曲製作のとっかかりとして3つのコンテンツパックがついている。以下、その場所と使いかたについて。

 

 サンプルパックは数種の異なったファイルからなる。

 

・サンプル

 実際の音、wavファイル。キック、スネア、カウベルなど。これを単一のパッドにドラグして、パッドを叩いて演奏し、録音してシーケンスを作る。複数のパッドにいろいろな音をドラグすると、プログラムができる。

 

・プログラム

 ドラムセット、あるいはサンプルキット、要は自分の楽器と考えればいい。ファイル形式はxpm

 プログラムをロードすると、それぞれのパッドにサンプルが割りあてられる。これでサンプルを同時に演奏できるようになって、それを録音するとシーケンスになる。

 

・シーケンス

 あらかじめ録音されたMIDIファイルで、再生するとプログラムにしたがって音が出る。要はビート。sxqファイル。これをシーケンサーセクション(グリッドエリア)にドラグして、プロジェクトに追加していくことができる。

 

 たいていの場合ユーザーがサンプルとプログラムコンテンツを使って、自分のシーケンスを作るのが目標となるが、シーケンスそのもの楽曲製作をはじめる際の取っかかりにもなる。(この項了、次回につづく)