ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

折り合い

 このところ右手が完全に迷子になっている。小指をボディに触れさせたところで、満足いくほど安定しないので、さいきんは浮かせている。

 

 人差し指と弦の角度を直角にしたほうがトーンはよくなる気がするので、じっさいにそうしようとすると、手首が尺屈して小指がわが詰まってくる。 3年まえの冬に峠の下りで転んでから右手首は固まったままなので、あまり曲げるのはつらい。

 

 そして、右手をこの形にすると、例のコの字はつくれなくなる。親指とその他の指はL字になり、親指とその他の指は、ねじれの位置になりながらピンチされるというか、その他の指を手のひらから畳むようなうごきになる。なんとなくクラシックギターのひとのフォームにちかづいてきた気がして、これはこれでいいような気もするが、どうにも違和感が拭えない。

 

 よくかんがえたら、ギターの構えかたも決まらないでトーンが安定するはずがない。できるだけ末端をつかわないようにフォームをつくらないと、再現性はたかくならんわな。

 

 ギターを触ることは習慣化できたので、つぎはしっくりくるフォームをさがそう。気分しだいにそのつど適当にホールドしていては、安定するものも安定しない。

 

  左脚スタイルは左手の自由度が上がるので、ひとまず押弦はこれでいこうとおもう。足置き台をつかうことを真剣にかんがえる。

 

 スライドにかんしては、ギターを傾けると逆にやりにくくなる。音程を狙いにくいし、左腕が上下動にちかくなるせいか、すぐにつかれてくる。

 

 自然に、らくに、それでいて機能的に。フォームも折り合いのような気はする。以上、報告おわり。

 

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