AKAIばなしのつづき。
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この歳になるまで宅録をちゃんとしたことがない。ときどきレコーダーやスマホで自分の演奏を録音することはあっても、マルチトラックレコーディングというのをしたことがない。なんというか面倒だし、それ以前に自分の演奏にガッカリしてしまうので、そこまで話がすすまなかった。
たまに「これならまあいいか」というものがでてきても、時間が経ってふととりだして聴くと、まあ顔から火が出るというか、思わず「ヒョッ」と奇声を発しそうになってしまう。
そんなこんなで20年以上が経って、それにも慣れてきたというか、鈍感になったというか、ウンまあこんなもんなんじゃない、という感じになってきたので、ちょっとトラックを作ってみようと思いはじめて、はや数年が経過している。
そこへAKAIのパッド付きのMIDIコントローラーがぽろっと出たので入手したはいいのものの、さっぱり使い道が見えてこない。ただのキーボードとしてPCから音をだしているだけである。それだけでけっこうおもしろいけど、それだけではまえに書いたとおり楽器が増えただけである。
ユーザーマニュアルは簡素すぎて役に立たないし、ちょっと腰を据えてどうすればいいかしらべる必要がある。とにかく直感的にいじってもどうにもならんのよ。
YouTubeは情報が多すぎるうえに玉石混淆だし、ピンポイントで探せないし、動画を最後まで見つづけるのもしんどい。それでも頑張ってチマチマ見ているが、DTMに慣れている人間向けのものがほとんどで、DTMをはじめたての人間がどうやってDAWとつき合えばいいか、概括したものはすくない。
AKAIのHPを見て、買った機種に関するTipsを片端から読んでいったほうが早そうである。ブログに載せておけば、あとから来るだれかの役に立つかもしれないし、ちょっとしばらくそれをしてみるか。
以上、報告おわり。