さいきん、図書館でロバート・グラスパーを借りてきたところ、ギル・スコット・ヘロンとNujabesのハイブリッドのようにきこえる。ジャズンポップというのか、こういうのをどうして好きなのか、自分でもよくわからない。ブラックジャズレーベルの一連の作品―とくにダグ・カーンがいい―とか、新主流派とスピリチュアル・ジャズにファンクネスを足して、エレガントなままアウトローであるような音楽が巷でなんと呼ばれているのかも、はっきりしない。はっきりしないまま、いまにいたっている。
都にいたころは、TychoやFour Tet、Boards of Canadaといったトラック然とした音をよく聞いていたのだが、このごろは以前ほどグッとこない。かわらず聞いているのはJ. Dillaとフライングロータスくらいだろうか。後者は数年まえに来日公演があったが行きそびれた。
なんせ落着いたらライブと映画くらいは観に行けるようになりたいものである。以上、報告おわり。