ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

音楽を聴こう3 〜エリック・クラプトン〜

 クラプトンに関しては私は『Pilgrim』がもっとも好きだ。本人的には不本意なアルバムだと思うけど。『461 Ocean Boulevard』もいい。「I Can’t Hold Out」のダルな感じとかもう最高。いまの時期にピッタリかも。

 

 映像では1997年頃のツアーがオススメ。レースセンサーのブラッキー、アンディ・フェアウェザー・ロウのサイド、スティーブ・ガッド×ネイザン・イーストのリズムセクションとあわせて観たらもう何もいうことはない。高校のころVHSで2,000回以上再生したと思う。きっとDVD化されている、はず。

 

 それで近作のタイトルが『I Still Do』だというからいちおう試聴したけれど、ここまできたらもう楽人としてのクラプトンにただ頭を垂れるのみである。さすがに買おうとは思わんけどさ。むしろイギリス版アラン・ロマックスみたいなひとが現れて、フィールドワーク的にアプローチすれば凄いのが録れると思う。

 

 しかしまあこのネット時代に無理な話か。情報網というのはわるく働くこともすくなくない。こういうのは所与の前提としていかにポジティブに扱うかを考えた方が建設的である。

 以上、報告おわり。