ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

ちからぎ

 力木がカネに見えた。眼がわるいのとおかねがないのをさっぴいても、だいぶきている。何が?

 

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 ギター修理ばなしのつづき。楽器屋にでかけると、ギター担当がおらず、不本意ながら預けるだけ預けて帰ってきた。

 

 のちほどかかってきた電話で聞いたはなしでは、どうやらブレイシングに問題がでているらしい。力木というのか、8箇所とまっているうちの、すくなくとも半分がはがれているそうだ。それは不良振動もするわな。サウンドホールのなかはブラックボックスとおなじなので、素人にはどうしようもない。

 

 症状としてはそれほど珍しいものではなく、接着しなおせば改善するだろうとの由。予想どおりというか、大阪のクロサワ楽器へ送られることになった。

 

 力木の修理は1箇所5,000円、送料を入れると3-4万円コースである。おそらく不具合はもっとたくさん見つかるだろうから、これですまない可能性も十分にある。ふつうのギターを1本買えてしまう。

 

 ひさしぶりに風化したエレキをとりだすと、これはこれで音が出ない。あろうことかまたバッテリーが死んでいた。どうかんがえても漏電している。

 

 ピックガードを開けて配線をいじるしかなさそうだ。現状、手もとにのこった唯一の楽器なので、これはなんとかしたい。

 

 それより何よりまったく弾けなくなっていて愕然とする。アコースティックとエレキに互換性はなく、どちらも触らなければ後退していくいっぽうだということが、あらためてわかった。

 

 TC-10の機嫌もいつまでもつかわからないし、前途多難の予感。プリ管を12AT7にした結果、ボリュームはだいぶ抑えられていることも申し添えておく。以上、送信おわり。

 

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